色々なダイエット法を試しては挫折…。ちょっと痩せたと思ってもすぐ挫折…。なかなか思うようにいかなくて自暴自棄になり、いつしか部屋の中までぐちゃぐちゃ…。
実はこれ、昔の私です。
「ダイエットが続かない…」「部屋が汚い…」もしかしたらあなたもこんな事で悩んでいませんか?
もともと私も、こんな感じでなかなかダイエットが上手くいかない、そして部屋も片付かない、とても残念な状態だったのですが、「あること」をしたとたん…。
それまでどんなに頑張っても続かなかったダイエットに成功。おまけに部屋までキレイになるという、劇的な変化を遂げることができたのです。
「あること」とは何なのでしょうか?実はその中心にあるのが「断捨離」の考え方なのです。
断捨離とダイエット。そんな意外な2つの物事から生まれた「断捨離ダイエット」をご紹介したいと思います。
■こちらの記事を先に読むと当記事の内容がよりわかりやすくなります。
【ダイエットにも応用可能】”断捨離”初心者のために基本を丁寧に解説してみた
ダイエットが生活そのものも見直すきっかけに
私は「断捨離」という言葉は知っていましたが、詳しい内容についての知識はありませんでした。その後、本を読んで内容を知り、私がやっていた事はまさに断捨離だったのだと思ったのです。
「あること」というのは「考え方」のことを指しています。この「考え方」はまさしく「断捨離」で提唱されている事。
ですからダイエットが上手くいかなくて悩んでいる人は、まずは断捨離の基本を学んでみることをオススメします。
食生活を見直したことで、物に対する考え方も変わった
私は健康面の不安から、ダイエットを決意しました。
「ダイエットするぞー!」と思っていただけで、「片付けるぞー!」とは思っていませんでした。
雑然とした家の中は気にはなっていましたが、時間や家族のことを言い訳にして見て見ぬ振りというか…。最優先事項では無くなっていて、そのままやりすごしていました。
そんな中、ダイエットのことを学ぶうち、料理のこと、美容、健康、暮らしやインテリア・雑貨、片付けの事などにも自然に興味が広がっていったのです。
食生活は健康に直結していますし、食習慣は生活習慣そのものでもあり、暮らし方や生き方にも繋がってきますので、ごく自然な事でした。
ダイエットのために自分自身の食生活を見直した事が、生活習慣や生活そのものも見直すきっかけになっていったのです。
そして食べ物や物事に対する考え方が変わっていきました。
何を食べるか=自分にとって必要なものを選ぶ事
ダイエットする上で、限られたカロリーの中でいかに食べるか、何を食べるかということを考え、厳選して食べるようになっていきました。
それまでなんとなく食べていたもの、もったいないからとか惰性でしていた食事を改め、「本当に必要な物」、「今本当に食べたい物」、「できるだけ体に良い物」を食べるようにしました。
自分の意思で常に取捨選択をやっていたわけです。
ダイエットという目標があった為、苦もなくごく自然にできた事でした。むしろ、いかに食べるか、何を食べるかを選ぶ作業は楽しみでもありました。
この事が身の周りの物に対する考え方にも波及していきました。
ダイエットしながら食べ物を取捨選択していたら、日々の暮らしの中においても、必要なもの・そうでないものを選んでいくようになっていったのです。
自分と物との関係性がはっきりわかってきたんだと思います。
まさに断捨離の考え方ですね。
快適に暮らしたい
今までおざなりになっていた事に意識が向きはじめるというのは、「断捨離」のメソッドによるところの、「感性が磨かれてきた」という事なのかもしれません。
例えばキッチンの道具や食器。以前趣味で作っていたお菓子作りやパン作りの道具もいっぱいあり、狭い空間にぎっしりものが詰め込まれています。
気に入ってないもの、妥協して買ってしまったもの、戴いたけど使ってないものなどもたくさんあります。必要無いものが一緒にあるせいで、ごちゃごちゃして使い勝手も悪くなっています。
今本当に必要なもの、本当に気に入って使っているものはどれだけあるだろうかと。
狭い空間にぎっしり詰まっている状態は快適ではありません。気に入ったものだけに厳選し、すっきりしたいと思うようになりました。
同じ料理をするにしても、使い勝手の良いキッチンで気に入った道具を使う方が楽しいし、気に入ったお皿に盛り付けた方が美味しいと思いませんか?
私にとって快適な暮らしとは?と考えてみました。
お気に入りのものたちに囲まれたシンプルな空間。使い勝手良く片付けられた部屋です。そんな心地良い空間で丁寧に暮らしたいと思いました。
日々少しずつ断捨離
そして日々少しずつ断捨離をしていきました。
まずキッチン、食器棚と自分の衣類を断捨離しました。「今必要かどうか」「気に入ってるかどうか」を基準に取捨選択します。
それから洗面所とお風呂まわり、押入れ、本棚、文房具や書類関係などもバッサリスッキリ。実用品、消耗品は、実用レベルで「必要かどうか」「使うかどうか」に重点を置いて判断します。
一生かかっても使い切れないほどのストックもあったり…いかに把握できてなかったかがよくわかりました。
量が把握しやすいよう「カテゴリー分け」し、見やすいよう・取り出しやすいように収納していきました。
迷うことも多々ありましたが、ものへの執着心を捨て、そこに空間ができると気分もすっきり!心に余裕が持てるようになりました。
処分する物に対しては、「役目を終えた」と言う事で感謝して手放す事とし、罪悪感を持ったまま捨てないようにします。
家族のそれぞれのエリア・持ち物には着手していませんし、大量のアルバムなども捨てられず保管しています。
まだまだ片付け途中で、日々断捨離と向き合っているところですが、大分すっきりしたので、今後はできるだけものを増やさないようにし、溜め込まないようにしていきたいと思っています。
ダイエットと同じですね。またリバウンドしないようにしなければ!
自分軸で考え、「入り口」は厳しく!
1つ明確なルールとして、何かを迎え入れるとき、買うときは、妥協しない事と決めました。
自分軸で考え、断捨離の「断」=入り口を厳しく、という事です。
ダイエットもそうですが、身体に必要な栄養や量はきちんと消化吸収されます。カロリーオーバーすると余分に食べた分は脂肪として蓄えられ太ってしまいます。余分に食べなければ太りません。物も同じですね。
心地良く暮らすには、お気に入りのもので囲まれた空間を作ること。これが基準です。あまり気に入っていない物、適当に買ってしまった物は、扱いもぞんざいになってしまうし、それを目にするたびに心がざわつき、快適ではありません。物もかわいそうだしお互いに幸せではありません。
捨てる事はエネルギーを使うし、不要なものを持ち続ける事はストレスにもなります。
簡単に入れてしまって、簡単に捨てるのではなく、丁寧に大事に長く使っていけるよう、本当に気に入った物を買う努力をしようと思っています。
本当に必要か、収納スペースはあるかを考え、これをクリアできても本当に気に入っているかどうかを大事にしたいと思います。
物の入り口はできるだけ厳しくチェック!溜めこまない風通しの良い暮らしにしたいと思います。
ダイエットの影響は大きかった
ダイエットした事が、結果として私自身の考え方や生活そのものにも大きな影響を与えました。
「今の自分にとってふさわしいか」「必要かどうか」と、常に考えるようになった事です。
これは断捨離メソッドの中心となる考え方でもあり、私自身この考え方でダイエットも成功し、同時に部屋も片付けることができました。
断捨離すると運気が上がるとも言われています。実際に運気が上がったかどうかはわかりませんが、気分がスッキリし前向きになれた事は本当です。
ダイエットがなかなかうまくいかなくてモヤモヤしている人は、是非断捨離してみることをオススメします。
断捨離なのかダイエットなのか?ダイエットなのか断捨離なのか?…とにかく両方できてしまう「断捨離ダイエット」です♪
実際、物を整理したり捨てたり考えたりすることは頭も体も使うので、ダイエットになると思います。
ダイエットをきっかけに、暮らしの中の無駄も見直して快適な心地良い空間に近づくことができました。
めでたしめでたし♪
そして断捨離はまだまだ続きます。。
断捨離=何もない暮らしとは違う
最後に、「断捨離」の生みの親であるやましたひでこさんの言葉をご紹介します。
いかに物との心地良い関係を作り、暮らしを楽しむかが断捨離です。
物とのより良い関係を築きながら、ご機嫌な暮らしを作っていく事です。”
断捨離は楽しんでやるのが秘訣だそうです。
仲間を作って情報交換したり、家族とも協力し合いながらできると良いですね。
以上、ダイエットすると部屋も片付いちゃう!?断捨離ダイエットとは?…という話題でした。
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