男性更年期障害の症状&対処法・男性ホルモンが増える魔法の褒め方!その原因Xにあり

更年期障害は、男性にもあるということをご存知でしたか?

男性の場合も女性と同様にホルモンが関係していますが、30代から70代以上と幅広く、他人事ではありません。
症状が進行すると、脳梗塞、心筋梗塞、がん、ED、認知症やうつなどさまざまな病気に繋がる危険もあります。

その症状や対処法などを知っておくとことも大切ですよね。
自身のためにも家族のためにも、ぜひ参考にしてみてください。

2/24「その原因Xにあり」で放送された内容を元にまとめました。

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男性の更年期障害とは?

男性の場合も、女性と同様にホルモンの低下が原因となりさまざまな症状が起こります。

女性と同様50歳前後がもっとも症状が出やすいですが、男性の場合は女性の閉経時期のように急激にホルモン量が減る時期がなく、20歳を境に緩やかに低下していきます。ですので、30歳くらいから70歳以上までいつ起こるか予測しづらいのが男性更年期障害の特徴とも言えます。

また、年齢と関係なく男性ホルモンが激減する一つの原因として、ストレスが関係していると言われています。

 

男性ドッグとは?

男性更年期障害と思われる場合は、更年期外来か泌尿器科を受診します。

更年期障害かどうかは病院で検査すればわかります。
男性ホルモンの低下により起こる、心と身体の症状を問診と検査で診断します。

  • 血液検査
  • 動脈硬化度検査
  • 骨密度検査
  • 筋力検査
  • 体組成計(体脂肪率検査など)
  • ED検査
  • 指の長さ検査
  • 問診112項目

男性更年期障害と大きく関係しているのが、男性ホルモン「テストステロン」です。
テストステロンは、強い筋肉や丈夫な骨や体毛など男らしい身体をつくると同時に、血管をしなやかに健康的に保つという役割があります。

ですから、テストステロンが低下すると血管は硬くなり、動脈硬化が進みやすくなってしまうのです。

また、指の長さでも男性ホルモンが強いかどうかを判断することができます。
右手の薬指の方が人差し指より長い人は、男性ホルモンの量が多く作る能力も高いそうです。

これは胎児の時の影響で、母親のお腹の中で男性ホルモンと女性ホルモンを浴びた時に、男性ホルモン「テストステロン」は、「男性ホルモンの受容体」が多くある薬指に集まるそうです。テストステロンは骨を成長させる働きがあるため、男性ホルモンを多く浴びた人は薬指の骨が成長して長くなり、男性ホルモンが強いということです。

これは、自分で確認できますので、すぐにわかりますね。

右手の薬指が人差し指よりも長い人は、男性ホルモンが強く、男性更年期障害にもなりやすい人と言えます。

男性更年期障害の症状

男性更年期障害かどうかのチェック項目です。

  • ほてり、のぼせ、多汗がある
  • 不眠に悩んでいる
  • ささいな事にすぐ腹を立てる
  • 過去のことを振り返れば失敗のことばかり思い出す
  • 老けて見えるのではないか、魅力がないのではないかと心配

1つでも当てはまるものがあれば要注意です。

 

男性更年期障害の対処法

年齢とともに男性ホルモンの低下は誰にでもあることです。
はっきりしない不調やイライラなどが続く場合は、専門医に相談しましょう。

よく眠ること、リラックスできる工夫などをし、家族はまず穏やかな気持ちで受け止めてあげることが大切です。

男性ホルモンの低下は「ストレス」や「喜び不足」にあるので、家族のちょっとした協力でも改善することができます。ぜひやってみてください。

 

褒められると男性ホルモンが増える!

男性ホルモン「テストステロン」は別名「喜びホルモン」とも言われていて、嬉しいことがあったり、喜んだ時に多く分泌されるそうです。

ですから、日頃から褒めて喜ばせてあげることがとても効果的だそうなんです。

男性は他より優れていると感じる「優越欲求」が強い人が多く、褒めることで優越欲求が満たされ、強い喜びを感じることができるそうです。

 

喜びが倍増する!魔法の褒め方

■比較褒め
誰かと比較して褒めることで喜びが倍増します。
心理学では「社会的比較効果」と言います。

ただ褒めるのではなく、具体的に比較して褒めると自分の優位な位置がはっきりわかり、簡単に優越欲求が満たされるそうです。

例えば
ゴミ出しをしてくれた時に
「あなたはいつもゴミ出ししてくれてエライわね」と褒めるよりも、
「隣の旦那さんはゴミ出しなんてしていないのに、あなたはいつもしてくれてエライわね」
と、誰かと比較してほめる方が効果的です。

 

■第三者褒め
他の誰かが褒めていたことを伝えてあげる方法です。
心理学では「ウィンザー効果」と言います。

本人に面と向かって褒めると、お世辞ではないかと思ってしまうこともありますが、直接褒められるよりも誰かが言っていたと言われると、信憑性が増し喜びが倍増します。

例えば
「”いつもゴミ出しをしていて優しいわね”って隣りの奥さんがあなたのことをほめてたわよ。」とほめる方法です。

特に男性は、たくさんの女性から褒められたいと思っているので、「隣の奥さんが..」というフレーズは効果バツグンなんだとか。

 

■自分で自分を褒めることも大事
また、人から褒められなくても、自分で自分を褒め、自分を肯定することも良いそうです。
そうすることで、事実は変わりなくても、物事の受け止め方が変わってくるとのこと。

 

まとめ

男性にも更年期障害があるというのは近年話題になっていますが、男性の場合は30代でも起こりうるというのは驚きでした。
そういった知識を持っておくだけでも、対処法なども変わってきますよね。
更年期障害は病気なので、心配な場合は医療機関にかかることも大切ですが、
ストレスや褒められ不足は、日頃から家族でも心がけることができそうですね。

”家庭でいつも奥様に褒められている男性は会社でも褒められて出世する” とも言われていますので、おだてて褒めておくのが一番ですね。笑

ぜひ参考にしてみてください。

 

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