5月3日NHK「あさイチ」で放送された、ピエール・マルコリーニさんのレシピ「カレ・ジャポネ」と「ソース・ショコラ・パー・ピエール」の作り方をご紹介します。
大人気!ベルギーが誇る世界的ショコラティエ、ピエール・マルコリーニさんが、マルコリーニ流のチョコの味わい方や、誰でも簡単に作れる“大人な”チョコレシピ「カレ・ショコラ」と、ディナーをオシャレに彩るチョコレート料理「ソース・ショコラ・パー・ピエール」の作り方を教えてくれました。
和の食材を使ったレジェンドならではの楽しみ方とレシピ、これは必見ですね♪
(2017/2/7放送分)
マルコリーニ流・チョコの味わい方
1・冷たいチョコはもったいない!
チョコレートは常温に戻した方が、チョコ本来の香りや味が感じられます。
2・音色に耳をすませて・・
チョコレートを割った時の、カキッという音でクオリティの良さがわかる。
常温でも、いいショコラはいい音がするそうです。
3・舌だけじゃダメ、口全体で楽しんで
まず香りを楽しんでから口に入れます。
口の中で溶かして、ワインのように香りを楽しみます。
4・すぐには飲み込まないで
口の中に含んで回し、充分に味わってから飲み込みます。
クオリティの高いチョコレートは、後味が残るそうです。
マルコリーニ流 大人なチョコレシピ ”カレ・ジャポネ”
・甘さ控えめ。チョコレートの美味しさを味わえるレシピです。
・柔らかいガナッシュと和の食材のコラボ。クリスピーなごまの食感、大葉の香りも一緒に楽しみます。
材料
- チョコレート 250g *品質のいいビターチョコレートを選ぶことが大切。
- 生クリーム(*乳脂肪分35%位のもの) 200g
- 砂糖 30g
- バター(*無塩でも有塩でもOK) 45g →室温に戻す。
- 日本酒(*辛口のもの) 20ml
- 黒ゴマ 適量
- 大葉
作り方
- チョコレートを刻んでボウルに入れます。
*できるだけ細かく刻みます。 - 小鍋に生クリームと砂糖を入れ、弱火で温めて砂糖を溶かします。生クリームが少しふつふつする程度。
- チョコレートに生クリームを少しずつ加え、チョコレートを溶かしながら混ぜ合わせます。
*生クリームは、一度に加えず少しずつ数回に分けて加え、都度よく混ぜます。
*中央から外側に向けて円を描きながら、混ぜます。 - 室温に戻したバターを加えてよく混ぜます。
*チョコレートがツヤツヤしてきます。 - 日本酒を加えてよく混ぜます。
*チョコレートの香りは、日本酒の香りとよく合います。 - 型(バット)にラップを敷き、その上にクッキングシートを敷いて、5を流し入れ、冷蔵庫で12時間冷やします。
*バターを入れているため、カチカチではなくしっとりした感じに固まります。 - 固まったらラップごと取り出します。包丁をお湯につけて温め、2cm幅くらいのサイズにカットします。
*1個6gくらいの小さなサイズがエレガントなんだそうです。 - 断面に黒ゴマをまぶし、半分に切った大葉の上にのせ、包んでピックでとめます。
マルコリーニ流 チョコレート料理
ソース・ショコラ・パー・マルコリーニのレシピ
オリジナルチョコレートソースでディナーをおしゃれに♪
材料
- チョコレート 10g
- 卵黄 1個分
- マスタード 小さじ2
- オリーブオイル 25ml
- 塩・コショウ
【スペシャルスパイス】
- ゆず入り一味唐辛子 大さじ1と2/3
- シナモン 大さじ1
- 黒こしょう 小さじ1
- さんしょう・カルダモン 各小さじ1/2
★マグロやステーキを用意。
作り方
- チョコレートを刻み、電子レンジ600w・40秒で溶かします。
- 卵黄とマスタードを混ぜ、オリーブオイルを少しずつ加えてよく混ぜます。
- 溶かしたチョコレートを加えて混ぜ合わせ、塩・コショウで味を整えます。
- 表面をソテーしたマグロをひと口サイズに切り、オリジナルチョコレートソース添えていただきます。*ステーキでもOK。
- 好みでスペシャルスパイスを加えても美味しいです。
ピエール・マルコリーニとは?
ピエール・マルコリーニさんは、ベルギーを代表するショコラティエ。
カカオにこだわり抜いたチョコレートは最高級と言われ、世界中で大人気。
Pierre Marcolini:1964年ベルギー生まれ
数々の名店で修業を重ねた後、1994年にショコラティエとして独立。長年の功績が認められ、2015年ベルギー王室御用達の称号を拝領。ベルギーを代表するショコラティエ。マルコリーニの最大の特徴はカカオへのこだわりです。カカオ豆の仕入れルートの開拓、買付け、選別、調合、焙煎や精錬、すべてに至り自身の手で行っています。
※HPより引用
日本へは2001年に上陸。現在は銀座本店、羽田店、JR東京駅店、横浜店、渋谷店、新宿店、名古屋店を展開。
ベルギー国内には8店舗、他ブリュッセルのグラン・サブロン広場、パリ、ニューヨークなど世界各地にも進出しています。
まとめ
チョコレートについて熱く語ってくれたマルコリーニさんでした。
カカオ豆の産地や香り、焙煎にもご自身が直接関わり、かなりのこだわりを持ってチョコレートを作られているそうです。そのこだわり抜いたチョコレート、ぜひ味わってみたいと思いました。
*マルコリーニさんこだわりのチョコレート「ビーン・トゥ・バー」は、1枚4000円というお値段にもかかわらず、本物志向の女性たちに大人気だそうです。
チョコレートもお料理のソースに使えるというのはちょっと驚きでしたが、
マルコリーニさんのレシピなら、お料理がグレードアップすること間違いなしですね。
作ってみたいです♪
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