スーツや制服はほぼ毎日着るものなので、お尻やひざなどが部分的に生地がテカってしまうものですよね。まだまだ着られるけど、ちょっとカッコ悪くて気になります。
今回は、スーツや制服についてしまったテカリを治す方法をご紹介します。
軽いテカリはブラシで、強力なテカリはアンモニア水などを使って直すことができます。
ぜひ参考にしてみてください。
2/21NHK「あさイチのスゴ技Q」で放送された内容を元にまとめました。
スーツのテカリの直し方
スーツや制服に使われているウールの薄い生地は、立っている繊維が光をランダムに反射しています。
ところが、何度も力が加わるとその繊維が寝た状態になり、光を同方向に反射してテカって見えてしまうのです。
寝ている繊維を、ブラッシングで再度起こしてあげればテカリがなくなります。
普段のお手入れ&軽いテカリはブラッシングで
普段のお手入れで、着た後にブラッシングをするだけでテカリを防ぐことができます。
ブラシは、豚などの獣毛ものがオススメです。
・回転させるように上から下へ、掃きだすようにブラッシングします。
天然素材のものは、お手入れ次第で長く着ることができます。
・長持ちさせるコツは、着た後は必ずブラシをかけ、ハンガーにかけておくこと。
・数着をローテーションして、休めてあげることも大事です。
しつこいテカリはスチームアイロンで
ブラシだけでは直らない時は、アイロンを使います。
・生地から少し離してスチームをかけ、そのあとブラッシングします。
強力なテカリはアンモニア水で
アイロンとブラッシングでは直らない場合は、アンモニア水を使います。
1・水100mlに対してアンモニア8ml程度を入れてアンモニア水を作ります。
2・湿らせる程度にスプレーし、当て布をしてアイロンを軽く当てます。
3・少し湿った状態でも、アンモニア臭がなくなればオッケー。
4・ブラッシングして陰干ししておきます。
アンモニアは揮発性があり、使用後蒸発してしまうので洗い流さなくても大丈夫です。
まとめ
制服は毎日着るのでテカテカになりますよね。
私も子供も経験ありです。テカリっぱなしでした(笑)。
もっと大切にしてあげないといけませんね。
夫のスーツもチェックしてみようと思います!