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関ジャム 2017年名曲ベスト10ランキング!売れっ子プロデューサーが選んだベストソング

更新日:

2017年名曲ランキングTOP10

1月21日「関ジャム完全燃SHOW/テレビ朝日」で放送された
「売れっ子音楽プロデューが本気で選んだ2017年名曲ベスト10」をまとめました。

人気音楽プロデューサーの蔦谷好位置さん、いしわたり淳治さんが
独自の目線で選んだ2017年のベストソングです。

メジャー、インディーズ、日本国内外から、
ジャンルを問わず2017年に発表された楽曲の中から素晴らしい名曲がそれぞれ10曲ずつ選び、その魅力を語り尽くします。

2016年ベストソングはこちら
【関ジャム】売れっ子プロデューサーが本気で選んだ2016名曲ベスト10

2017年上半期のベストソングはこちら
関ジャム 2017上半期ベスト5!蔦谷・いしわたり・tofubeatsが本気で選んだ名曲ランキング

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蔦谷好位置が選んだ 2017年名曲ベスト10ランキング

1位 ♪灰色と青(+菅田将暉)米津玄師

流行と王道の見事なバランス感覚と
メロディーセンスに脱帽。

●蔦谷氏コメント
米津玄師はぶっちぎりの1位です。
今日本で一番自由を手に入れて成功しているアーティストだと思います。

イントロから、ボコーダーという、声をシンセと合成して和音にできる音が入っており
これは「デジタルクワイア」と呼ばれるここ数年流行のサウンド。

彼がリスペクトするBUMP OF CHIKEN以降の日本のロックサウンドに、流行も取り入れるバランス感覚が見事。

特にサビの頭の盛り上がりには非凡なセンスを感じる。
素でできてしまう才能がすごい。

世界を見渡しても、米津君ほど美しい音楽を作っているアーティストはなかなかいないと思います。

音楽の型にはまらないセンスが緊張感を持つ美しいメロディーを生み出している。

 

____大絶賛ですね。

 

2位 ♪Tell Me Baby Official髭男dism

思わず車を停めて聴き入った。
日本のポップスの未来が見えた楽曲。

藤原聡(Vo/Pf)が作詞作曲。
耳に残るキャッチーなメロディが特徴。

蔦谷さんは、2017年上半期ベストソングで
official髭男dismさんの曲を3位に選んでいました。
蔦谷好位置の2017年上半期ベストソング
3位 ♪始まりの朝 official髭男dism

 

●蔦谷氏コメント
車を路肩に停めて聴いた曲。
ラジオから流れてきたイントロを最初に聴いた時、ブルーノ・マーズの新曲かと思った。

世間では、洋楽的なサウンドに英語詞をのせるタイプの曲もあるが
この曲は洋楽的要素をうまく取り入れながら、ちゃんと日本のポップスになっているところがいい。

岡村靖幸さんの流れも感じるような色気もあって
日本のポップスの未来も明るいなと感じた曲。

3位 ♪ノンフィクション 平井堅

ヒットメイカーの新境地。
1本のアコギが生む緊張。

人気ドラマの主題歌としても話題に。

●蔦谷氏コメント
アコギだけでいきたいという平井さんのアイデアもあったようで
前半部分の緊張感がものすごくいい。

ギターを弾いている石成正人さんは、日本屈指のギタリスト。
なのに、わざと荒い感じに弾いているところが赤裸々な歌詞とさらけ出すような平井さんの歌と合っている。

4位 ♪残ってる 吉澤嘉代子

イントロは、名曲へのオマージュ?
映画のワンシーンのような歌。

*いしわたりさんもこの曲を6位に選んでいます。
6位 ♪残ってる 吉澤嘉代子

●蔦谷氏コメント
朝帰りというとネガティブなイメージがあるが
一人の女性の心情を、こんなにも美しく切なく描ける才能と
それを表現し切る歌唱が素晴らしい。
まるで映画のワンシーンを切り取ったような歌。

イントロが、井上陽水の「帰れない二人」にそっくりで
おそらくオマージュとしてわざと似せていると思う。

5位 ♪君はセクシー 奇妙礼太郎

まるでストーリーテラー。
空気を変える不思議な歌声。

ソロのほか、CMで話題となった天才バンドのボーカリストとしても活動。

●蔦谷氏コメント
ストーリーテラーのような不思議な声を持ったシンガー。
声自体に憂いを帯びていて、この人が歌うだけで空気が変わる感じがする。

6位 ♪Best Part of Us AmPm(アムパム)

日本人アーティスト逆輸入時代到来。
海外進出の新しい答え。

2017年3月にデビュー。
覆面で活動する二人組のクリエイティブユニット。

●蔦谷氏コメント
日本を超えて先に海外で火がついたアーティストで
Spotify(スポティファイ・音楽ストリーミングサービス)で爆発的にヒットした曲。
日本のチャートではなく、ワールドチャートに入っている。

新しいサービスを利用して自分たちで発信して世界へ出て行った。
こういう海の越え方もあるんだという、一つの方法を提示したアーティスト。

7位 ♪愛を伝えたいだとか あいみょん

魅力は歌詞だけじゃない!
メロディーメイカーとしての才能に注目。

*いしわたりさんも、あいみょんさんの曲を9位に選んでいます。
9位 ♪君はロックを聴かない あいみょん

●蔦谷氏コメント
歌詞に注目されることが多いシンガーソングライターだけど
メロディーメイカーとしての才能も光っている曲。

Just The OF Us進行と呼ばれる有名なコード進行を使った曲で
邦楽では、椎名林檎の「丸の内サディスティック」など名曲も多いが
コード進行自体の色が強いのでメロディーが負けてしまい平凡な曲になりがちな諸刃のコード進行。

その中で、自身の声の魅力を生かした印象的なメロディーを作れるところが彼女の強みの一つだと思います。

8位 ♪Space Brothers MAHBIE

見た目を裏切る作曲センス!
去年最も驚いたトラックメイカー。

山梨を拠点に活動するトラックメイカー。
この曲ではラッパー・田我流をフィーチャー。

●蔦谷氏コメント
MAHBIEは、2017年最も驚いたトラックメイカーで、
サンプルや音色のチョイス、ビートのグルーヴ感、ミックスバランス、どれも非常にセンスが良く気持ちいい。

9位 ♪Cho Wavy De Gomenne JP THE WAVY

とにかくクセになる。
替え歌も流行った楽曲。

パフォーマンスグループ「Do The Right Inc.」でも活動する日本人ラッパー。
YouTubeでは、関連動画が400万回以上再生。

●蔦谷氏コメント
インスタグラムやツイッターを中心にいろんな人が踊ったり真似して替え歌したり、PPAPに近い現象が起きた。

トラック自体は今アメリカのアトランタを中心に流行している「トラップ」と呼ばれるすごくテンポの遅いトラック。

都市型で若者中心ではあるが、2017年かなり話題になった曲。

10位 ♪絶対君じゃ嫌なんだ SEVENTEEN AGAin

美メロなのにバカバカしい歌詞。
2017年一番笑った曲。

ライブハウスを中心に活動。
疾走感あふれるサウンドが特徴のパンクバンド。

●蔦谷氏コメント
去年一番笑った曲。
ただ相手が「嫌」だと連呼している歌。

なのにポップで綺麗な切ないメロディー。
綺麗なメロディーを嫌いな人のために使っているのがバカバカしくて面白い。

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いしわたり淳治が選んだ 2017年名曲ベスト10ランキング

1位 ♪呼吸 菅田将暉

2017年一番の衝撃!
「役を演じるプロ・俳優」ならではの歌。

●いしわたり氏コメント
いつからか日本の音楽は、アーティストと呼ばれる人たちの自己表現の場になってしまいましたが
かつては「役を演じるプロ」である俳優ならではの歌というのがたくさんありました。

菅田将暉の歌を聴いていると、忘れかけていたその感覚が帰ってくる感じがします。

演じるという意識が入ったちょっとキザな雰囲気、ざらざらした声の質感、凛とした立ち姿、そのどれもが今の日本の音楽には新鮮に映ります。

彼の歌や佇まいには、日本の若い世代に対する新しい音楽の可能性が詰まっている感じがします。

2位 ♪TT TWICE

「顔文字」をそのまま歌うという驚きの発想。

●いしわたり氏コメント
本来なら声に出して読むはずのない「TT」という泣き顔の絵文字を
声に出して読んだらこんなにもキャッチーに聞こえるんだという衝撃。
その逆転の発想に驚きました。

3位 ♪魔法のように SHISHAMO

まさに言葉の顔文字!
親近感を生む歌詞の使い方。

「TT」とは真逆。

いしわたりさんは、この曲を2017年上半期ベストソングの1位に選んでいました。
いしわたり淳治の2017年上半期ベストソング
1位 ♪魔法のように SHISHAMO

 

●いしわたり氏コメント
「鏡の中の私は きっと誰よりもかわいい」で終わるのではなく
「そう思えますように」で終わるところが素敵です。

ほとんどの若者は、みんなが顔文字をつけて文章を打ちます。
その意味で、この「そう思えますように」は、ある種の言葉の顔文字のような役割をしている気がします。

4位 ♪避雷針 欅坂46

アイドルなのに文学的。
思わず唸る歌詞テクが随所に。
注目はサビの歌詞のたたみ掛け方!

シングル「風に吹かれても」のカップリング曲。

●いしわたり氏コメント
サビで3回「ネガティブ」と連呼した直後に
「僕が盾になるしかない」とポジティブに切り返してからの
「そばで立っててやるよ 悪意からの避雷針」というたたみ掛け方、作詞技術として見事です。

サビラスト数行で一気にポジティブに帰結しているセンスとテクニックがすごい。

5位 ♪少しでいいから殴らせて DADARAY

才能を再確認。
強烈だけどキャッチーな歌詞に注目。

ゲスの極み乙女。のベーシスト・休日課長を中心に結成された3人組バンド。
作詞作曲は、ゲスの極み乙女。のボーカル・ギター川谷絵音。

●いしわたり氏コメント
川谷絵音という人は、意識的にキャッチーを作るのが本当にうまい。
この歌詞も「殴らせて」だけじゃ簡単に怖いだけ。
彼はそこに「少しでいいから」とつける。

それによって「少しでいいから」と「殴らせて」の間にちょっとした人間味が生まれている気がします。

6位 ♪残ってる 吉澤嘉代子

「朝帰り」の空気感を抜群の歌詞テクニックでパッケージ。

2014年メジャーデビュー。
個性的な歌声と独特な歌詞が魅力な女性シンガーソングライター。

*蔦谷さんもこの曲を4位に選んでいます。
4位 ♪残ってる 吉澤嘉代子

●いしわたり氏コメント
多くの人が経験があるだろう朝帰りのあの感じ。
帰りたくない、隣で眠っていたい、と直接的、感情的に書くのではなく
素直に帰りながら
「まだあなたが残ってる」と表現するセンスに彼女の美学を感じます。

この「あなたが残ってる」という言葉は
聞き手がそれぞれの「あなた」像をしまえるしっかりした造りの棚になっている気がします。

7位 ♪ステップアップLOVE DAOKO×岡村靖幸

J-POPの歌詞の新しいカタチ。
天才が見せた音葉選び。

若干20歳の女性ラップシンガーDAOKOと岡村靖幸による移植のコラボ曲。

●いしわたり氏コメント
近年のJ-POPの歌詞は、
歌詞の内容を問われる時代が長らく続いていたような気がします。

でも昨今はHIPHOPの勢いが増していて、
J-POPの歌詞も徐々に言葉遊びや韻の面白さというのが再びスポットライトを浴び始めている気がします。

随所で美しく生まれた韻、
特にサビの「いろは」と「異論反論」
歌詞の展開、歌いっぷり、超一流のセンスを感じました。

8位 ♪おとなの掟 ドーナツホール

(松たか子・満島ひかり・松田龍平・高橋一生)
1曲限りの豪華ユニット。
白黒つけない独特の世界。

作詞作曲は椎名林檎。
キャストをつとめた松たか子らが歌う人気ドラマの主題歌。

●いしわたり氏コメント
大人だから当然、恋愛の酸いも甘いもわかっている。
でもだからと言って物分かりがいいわけではない、というトーンで
最初から最後まで意味深に進む歌詞。

好きだの嫌いだのと白黒つけない、文字通りのグレーな感情を、グレーのグラデーションだけで一曲書き上げてしまう技術はさすがの一言。

9位 ♪君はロックを聴かない あいみょん

言葉選びのセンスが素晴らしい!
サビの歌詞に注目。

2016年「生きていたんだよな」でメジャーデビュー。
兵庫県出身 22歳の女性シンガーソングライター。

*蔦谷さんも、あいみょんさんの曲を7位に選んでいます。
7位 ♪愛を伝えたいだとか あいみょん

●いしわたり氏コメント
「ロックを聴かない人」と「ロックを聴く人」は
明らかに違う人種だという実感のある世代が書いた歌詞という感じがして、新鮮に聴こえました。

特に何も説明していないのに
「君はロックなんか聴かない」という一言だけで
「君」という女の子の性格やライフスタイル、もしかしたら容姿までも想像できそうな感じがする。

たくさんの要素をたった一言で表現できていて
その言葉を見つけて歌にした彼女の感覚が素晴らしい。

10位 ♪ルポルタージュ 高橋優

優しさと激しさをもつシンガーの筆圧さえ感じるすごい歌詞。

ドラマ主題歌として話題に。

●いしわたり氏コメント
優しい歌と激しい歌が全く並列で同居している珍しいタイプのシンガー。
この歌は彼の激しいサイドの曲。

ものすごい筆圧で、綺麗な心で
汚い言葉を書いている感じがします。

言葉にも歌にも、まるで一筆書きのような緊張感が漂っていて素敵です。

まとめ

吉澤嘉代子さんとあいみょんさんは、
いしわたりさん、蔦谷さんの二人共が10曲のベストソングの中にあげていましたね。
2018年の活躍にも期待です。

2017上半期ベストソング
関ジャム 2017上半期ベスト5!蔦谷・いしわたり・tofubeatsが本気で選んだ名曲ランキング

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