最近話題の「バディスポーツ幼児園」についてご紹介します。
バディスポーツ幼児園とはどんな幼稚園なのか、気になる月謝や有名人の出身者など、3月21日「ヒルナンデス」や「この差って何ですか」でも放送された内容を元にまとめました。
お子様の幼稚園選びで検討している方も是非参考にしてみてくださいね。
バディスポーツ幼稚園とは?
バディスポーツ幼児園は、1982年に鈴木威現園長が開園
”健康で明るく伸びやかな子どもを、スポーツと保育を通じて育成する”
という教育方針をもとに、熱血指導でも有名であり、有名人も数多く輩出している幼児園です。
当初の園児数は4人だけでしたが、現在は、東京・神奈川に7つ、静岡・福岡にも展開し約2000人にもなっています。
口コミなどで人気が広まり、今ではキャンセル待ち状態。子供を妊娠中に予約をする人もいるほどの人気だそうです。
なぜ認可外なのか?
理念がしっかりありこれほど人気なのに、現在のところ国から補助が受けられない「認可外」となっていて、「幼稚園」ではなく”保育施設”ということで「幼児園」とされています。
親としてはちょっと不安に思うところですよね。その理由は、幼稚園を管轄する文部科学省からは、幼児教育は4時間以内であるということで認可されず、保育園を管轄する厚生労働省では、”保育園は生活の場や預かる場であり教育をする場ではない”という理由で認可されなかったようです。
スポーツによる幼児教育
”スポーツはすべての能力の基礎となる”ということ、”競争心と協調性を育む”という目的で、スポーツを取り入れた教育が基本となっています。
毎朝の4キロランニングや課外授業で3日間のスキー合宿、そして「跳び箱6段・三点倒立・逆上がりができないと卒園出来ない」という規則なども設け、”できない子を作らない”ということで取り組んでいます。
跳び箱・倒立・逆上がりのルールは、一人でもできなければ全員卒園できないということで、自分さえ良ければいいではなく、連帯感や友情も育むとのこと。
励まし合うのは良いことかもしれませんが、できない子にとってはかなりのプレッシャーになりそうですね(汗
月謝は?
気になる月謝(横浜校の場合)ですが、
・入園金 120000円
・月謝 34500円~48000円 となっています。
そのほか、
・設拡充費 100000円
・制服代 27040円…
など諸経費諸々合わせて 約17万円ほどの費用が必要となります。
毎月の月謝のほかにも、課外授業の費用などの負担もあるようです。
月謝だけ見ると、私立の幼稚園の中では安い方かもしれませんが、やはり色々と費用がかかりますね。
■過去問も販売されています。
出身者は?
・土屋太鳳さん
・サッカー日本代表 武藤嘉紀選手
・マラソン 川内優輝選手
・ラグビー 須藤拓輝選手
・FC東京 丸山祐市選手
・なでしこジャパン 村松智子選手
そのほか多くのスポーツ選手、有名人を輩出しています。
まとめ
個性的な教育方針なので賛否分かれるところかもしれませんね。
小さいころからスポーツに親しみ、体力をつけたり、チャレンジしたり努力することを身につけるのはいいことだと私は思います。ただ、ある程度の厳しさは必要かとも思いますが、スパルタ教育もどこまでが…というのも難しいところですよね。相手は小さな子供なので。
自分の子供が向いてそうなら通わせたいと思うかもしれません。
親としての希望もありますが、子供の適性を見定めることも大事ですね。