9月27日・10月25日「ソレダメ! 」で放送された
肩こりや腰痛改善・猫背改善に効果があるという
「骨ストレッチ」のやり方をご紹介します。
骨を動かして体を緩める、ちょっと不思議な、驚きのストレッチ法で
「これは本物だ!」と話題沸騰だそうです。
特に気負わず、誰でも簡単にできます。
ぜひ試してみてください。
教えてくれたのは
スポーツケアトレーナーの松村卓さん。
骨ストレッチとは
「骨ストレッチ」とは、従来のストレッチのように「筋肉」や「関節」に働きかけるのではなく、それらを支える「骨」をゆるめることで、体を効果的に動かすストレッチ法です。
筋力に頼らない合理的な古武道の動きを取り入れた「骨ストレッチ」は、通常のストレッチをするよりも何倍も体がほぐれることを実感できます。
また、身体の軸となる骨をきちんと動かすことができれば、筋肉や関節に最も負担をかけない理想的な体型になることも可能とのこと。
松村さんはかつてトップスプリンターでしたが、過度な筋トレにより故障が多く、30歳で現役を引退し、その後スポーツトレーナーに転身。
ご自身の経験を生かし、
怪我につながりやすい筋トレ重視のトレーニング法を見直し、ケガをせず速く走る方法を研究。骨ストレッチを考案されました。
骨ストレッチ・基本ポーズ
親指はブレーキ、小指はアクセルの役割があるため、
2つをあわせることでニュートラルな状態になり、全身の力が抜けて凝りがほぐれます。
- 右手の親指と小指をくっつける。
- 左手の親指と小指で、右手首にあるグリグリした骨をつかむ。
(親指と小指で触れるだけでOK。)
肩こり解消 骨ストレッチのやり方
基本ポーズで肩甲骨を意識的に動かすと、肩周辺の可動域が自然と広がり血流が良くなるため、肩こりが解消されます。
★笑顔で行うことで、筋肉が緩みやすくなります。
- 肩幅に足を広げる。
- 右手の肘の角度を90度にして、右手の親指と小指をくっつける。
- 左手の親指と小指で手首のグリグリした骨をつかむ)(基本ポーズ)。
- 顔は正面を向き、笑顔で。
- この状態から、肩甲骨を意識して右腕を後ろに引くように体をひねって、元に戻す。
★これを7回繰り返します。
★左右の手を入れ替えて同様に行います。
腰痛解消 骨ストレッチのやり方
体の中心を使う動きで骨盤のズレが矯正され、腰痛が改善されます。
- いすに座り、肩幅に足を開く。
足を軽く前に出し、膝の角度を少しゆるめる。 - 右手の親指と小指をくっつけ、左手の親指と小指で右手首を持つ(基本ポーズ)。
- そのままの状態で、両腕を伸ばしてぐーっと前に引っ張って前傾し、元に戻す。
(体がくの字になるような感じで。)
★これを7回繰り返します。
★左右の手を替えて同様に行います。
腰痛・肩こり解消 骨ストレッチのやり方
体の横が固いと、腰痛や肩こりの原因になります。
横側をゆるめる骨ストレッチで、腰痛や肩のコリも和らぎます。
- 右手の親指と小指をくっつけ、右手のひらを頭の上にのせる。
- 体を左に傾けながら、左手で右手から脇腹まで優しくさする。
★これを7回繰り返します。
★左右の手を替えて同様に行います。
首の凝りに効く 骨ストレッチのやり方
デスクワークやパソコン・スマホなどの多用による首のコリをほぐします。
- 右手の親指と小指で、右耳の端を持ちます。
- 左手の親指と小指で、あごをもちます。
- そのままの状態で、左を向きます。
★これを7回行います。
★左右の手を替えて同様に行います。
猫背改善 骨ストレッチのやり方
猫背の人は、あばら骨周りの筋肉が固まっています。
猫背は、お尻もたるんでスタイルが悪く見えるだけでなく、呼吸が浅くなって代謝も悪くなり、健康面でもマイナスです。ぜひ改善したいですね。
- 両手を軽く握りこぶしを作り、親指を立てる。
- 親指の第二関節で、あばら骨をぐりぐりと強めにこすります。
痛いと感じるところが疲労がたまっているところです。
松村卓さんによる 骨ストレッチの参考動画
基本ポーズと代表的なストレッチ法が紹介されています。
わかりやすいので参照してみてください。
まとめ
ちょっと不思議なストレッチですね。
簡単ですので、ぜひ試してみてください。
こちらも参考にしてみてください。
・ソレダメ 骨ストレッチのやり方・お腹やせ&猫背改善や転倒防止に効果的!
・シューイチ 骨ストレッチのやり方・簡単に体が柔らかくなる方法
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