8月29日「この差って何ですか?」で放送された
歯周病になりやすい人や、
むし歯と歯周病予防に効果的な
「歯磨き」
「毒出しうがい」のやり方
をご紹介します。
むし歯や歯周病予防に歯磨きは必須ですが、
外出先などで歯磨きができない時にもおすすめなのが
「毒出しうがい」です。
「毒出しうがい」は手軽にできて、
うがいだけで口の中をキレイにすることができる方法です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは、歯学博士・歯科医師の照山裕子先生。
歯周病の原因と症状
歯周病は、日本人の30代以上の8割の人が患っているという国民病です。
健康な歯を維持するためには
むし歯予防だけではなく
健康な歯ぐきを保つこともとても大切で、
歯周病から全身の病に進んでしまうこともあるため注意が必要です。
歯周病の原因は食べカスです。
食事の後、歯磨きをしなかったり磨き残しがあると、
その食べカスに細菌が集まり、骨や歯茎を破壊してしまうのです。
歯周病の症状には、
・歯磨き等で歯茎から出血する。
・寝起きに口の中がネバネバする。
・歯が長く見える。
などがあります。
また、歯周病・歯槽膿漏が進むと歯が抜けてしまうなど、取り返しのつかないことにもなりかねません。
さらに、細菌が血管に入り込んで全身に広がって血流を阻害し、筋梗塞や脳梗塞の原因にもなることもあるそうです。
歯と歯茎の健康は、全身の健康にも繋がるんですね。
歯周病になりやすい人とは?
●加齢
加齢とともに抵抗力も下がるため、歯周病のリスクが高くなります。
●喫煙者
たばこの成分が血流を悪くし免疫力が下がるため、喫煙者も歯周病になるリスクが高くなります。
●歯磨きやうがいが下手な人
歯ブラシで歯を磨いても、汚れは6割しか取れないと言われているそうです。
なので、歯磨きが雑だったり下手だったりすると、もっと汚れが残ってしまっていることになります。
歯磨きのポイント
すでに歯周病という場合も、悪化させないためにはケアがとても大切です。
口の中を清潔に保つことで、改善することもできますので、
ぜひ正しい歯磨きを習慣化しましょう。
歯周病予防のための歯磨きに特に重要なのは、
・歯と歯茎の境目の汚れを落とすこと。
・歯と歯の間の汚れを落とすこと。です。
歯ブラシだけでは隙間の汚れまで綺麗に落とすことができませんので、
デンタルフロスや歯間ブラシを使って磨く必要があります。
●正しい歯磨きのやり方
1・口の中全体をぶくぶくうがいをします。
2・歯と歯茎の境目、歯と歯の間に歯ブラシを当てて、優しく細かく動かして磨きます。
3・デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯と歯の間を磨きます。
4・最後のうがいは、1回だけ・軽くすすぐだけにします。
*歯磨き粉のフッ素成分が完全に流れてしまわないようにします。
毒出しうがいとは?
毒出しうがいは
うがいをするだけで、
食べカスや細菌を効果的に取り除きキレイにする方法です。
本来は、食事の後は歯磨きをするのがベストですが
外出先などで歯磨きができない時でも、
歯周病を予防のために手軽に出来るのが「毒出しうがい」です。
毒出しうがいのやり方
●水の量は、20〜30mlくらい。
おちょこ1杯くらいの少量の水で行います。
●緑茶を使うと効果的。
緑茶のカテキンには殺菌&消臭効果があるため、水よりも緑茶がおすすめ。
少量の水を口に含んだら、
上下左右の4方向に水を動かして、うがいをします。
水を勢い良く歯にぶつけるようにうがいすることで、歯の間の食べかすが取れやすくなります。
1・鼻の下が膨らむくらい上の前歯に強く水を当て、10回ぶくぶくします。
2・下の歯に強く水を当て、10回ぶくぶくします。
3・同様に、左側、右側の歯に水が強く当たるようにそれぞれ10回ぶくぶくします。
●合計40回・少量の水でできるだけ速くぶくぶく動かすのがポイント。
●水はそのまま飲んでしまってもOKなので、どこでも手軽にできます。
食後にお茶を飲んで軽くうがいするだけでもキレイになりさっぱりします。
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
むし歯がなくても、歯槽膿漏で歯が抜けてしまうこともありますから、歯茎のケアも大切ですね。
食後の歯磨き&毒出しうがい、ぜひ習慣にしましょう☆
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