40代からの目の不調 斜位や緑内障の対処法&似合うメガネの選び方など!あさイチ

似合う眼鏡の選び方

40代からごろから気になり始める目の不調「老眼や斜位、緑内障」と
「似合う眼鏡の選び方や低い鼻への調整方法、メンテナンス」
などについてまとめました。

40代ごろから「老眼」をきっかけに、
目の不調が気になり始める人は多いのではないでしょうか。

老眼だけではなく、
同時に近くも見えにくくなり一気に視力が落ちたと感じたり、
疲れ目や肩こりなどの原因にもなる「斜位」であったり、
自覚症状のないまま進行し失明の危険もある「緑内障」などの病気がかくれていることもあります。

目の検査から、目の病気だけではなく、動脈硬化、高血圧、糖尿病といった全身の病気の発見につながることもあるそうです。

まさに目は体の窓。

最近視力が落ちた、目がかすむ、目が疲やすいなどと感じたら、「年だから」「パソコンの使い過ぎかな」と軽く自己診断せず、一度専門医を受診されることをおすすめします。

今後のためにもぜひ、知っておきたい情報です。
参考にしてみてくださいね。

教えてくれたのは
眼科専門医・梶田雅義先生
東京医科歯科大学教授 眼科専門医・大野京子先生
眼鏡スタイリスト・藤裕美さん
情報元:5月29日・8月17日NHK「あさイチ」

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目の不調の原因・斜位とは?

斜位とは、目の向きが正面から少しずれている状態のこと。

目を開けて正面を見るとき、目は正面を向いていますが、その目をふさいだり閉じたりすると、目の向きが正面から少しずれる人がいます。

このずれを「斜位」といいます。

斜位は生まれつきのもので、病気ではありません。ものを見るときは自然に眼球が動いて調整するため、若いうちは何の問題もありません。

日本人の8割は、生まれつきこのずれがあるそうです。

また斜視と違うのは、斜視は見た目で分かりますが、
斜位は、通常はものを見るときは自然と調整されてしまうため、ほとんど分からないそうです。

斜位のある人は、通常よりも目の周りの筋肉を使います。これが年齢とともに負担になり、目の疲れ、肩こり、頭痛、眉間の皺といった症状として現れることがあります。

斜位に気づかずに普通の視力矯正メガネを使っていると、はっきりとものが見えるためズレもはっきりと感じ、より目の周りの筋肉を使い続けることになります。

なのでメガネをかけているときの方が目に圧迫感があったり、目の疲れを感じてしまう場合もあり、斜位に気づかずメガネが合わないせいだと感じてしまう人も多いそうです。

●斜位の可能性がある人

・本をスマホなど片方の目で読むと楽
・同じ行を何度も読んでしまう
・同じ模様のタイルが並んでいるとめまいがする

…など症状のある人は、斜位の可能性があります。
眼科医で調べてもらうことをおすすめします。

 

斜位への対処法

斜位にはプリズムレンズが効果的

斜位の対処法として、「プリズムレンズ」を使う方法があります。

プリズムレンズは、光の屈折を利用して見るものの位置をずらして映し出しすため、目の向きがずれたままでも対象を見ることが出来るようになります。

なので、無理に筋肉を使わずに済み、目の疲れを和らげることもできます。

プリズムレンズは1枚3000円ほどプラスすれば作れるとのこと。

めがねによって斜位の調整ができれば、斜位が原因の頭痛や肩こり、眉間のシワなども解消できますね。

 

遠視の人は老眼と同時に近眼になる!

遠視の目は、正視の目に比べ眼球の奥行きが短いため、遠くを見るときも近くを見るときも常に水晶体(レンズ)の厚みを変えてピントを合わせています。

ですから、老眼になり水晶体によるピント調節が出来なくなってくると、遠くも近くも見えにくくなってしまうのです。

通常、遠視の人は日常生活でめがねを必要としないため、老眼が進むと同時に近くも見えにくくなり、ガクッと視力が落ちたと感じてしまいます。

老眼+近眼の対処法

遠近両用の眼鏡やコンタクトレンズを使えば、遠くも近くも見えるようになるため問題ありません。

 

40代からは要注意!緑内障(視神経乳頭陥凹拡大)とは

緑内障とは視神経に障害がおこる病気で、
進行すると視野が欠け失明に至ることもある怖いものです。

患者数は、40歳以上が多く、
推定約400万人程度。

注意しなければならないのは、
視野が欠けていても初期の段階では自覚症状がほとんどなく自分では気が付きにくいことです。

通常初期段階では、周囲から視野が欠けてくるため、日常生活ではほとんど支障がなく見えてしまうためです。

特に上を見るとき、眼球だけ動かすということはなく、普通首傾けて上を見るため、上部に視野欠損があっても全くと言っていいほど気づかないそう。

ですから、健康診断などで定期的に目の検査も受けることがとても重要です。

初期段階でも、眼底検査によって
「視神経乳頭陥凹」という視神経の集まった部分の異常を発見することができます。

一度発症すると完全に治すことはできませんが、進行を遅らせることができますので、少しでも早い段階で発見して治療をすることがとても大事です。

早い段階で治療すれば、生涯、ほぼそのままを維持することができるとのこと。

 

似合う眼鏡の選び方

レンズと目のバランス

理想的なバランスは
めがねをかけた時に、レンズの真ん中に黒目があること。

真ん中よりも内側に黒目がある場合、目の位置が寄って見えてしまい
顔の大きさに対してレンズ(フレーム)が大きすぎるため、バランスが良くありません。

大きすぎても小さすぎても良くないので、黒目の位置を目安に選びましょう。

鼻あて(鼻パッド)は調整可能

鼻が低くて眼鏡がすぐにずり落ちてくるというお悩みの方が多いですが、これは鼻あてで調整することができます。

鼻あては交換可能で、数千円の追加料金を払うと鼻の形状に合わせてカスタマイズしてくれたり、店によっては無料でカスタマイズしてくれるところもあります。

レンズと顔の距離によって、顔の印象やフィット感も変わります。

鼻あてが高すぎても、レンズの見え方(度数)にも影響しますので適度に調整しましょう。

フィット感

眼鏡の「つる(横の部分)」がゆるすぎるとすぐズレてしまいますし、きつくても頭が痛くなったりします。

かけていて、ずれにくく、ちょうど良いフィット感であるかどうかが大事です。

●フィット感のチェック法

1・真下に向いて10秒数える。
2・下を向いたまま首を軽く振ってみる。
3・顔を上げてみたときに、眼鏡が下がってないかどうか。

★下がっていなければ大丈夫!

また、めがねをかけるとき、外すときは、両手で持ってやりましょう。

片手で外したりすると、つるの部分がゆがんでずれやすくなってしまいます。

基本、メンテナンスは無料でやってくれます。買ったお店でなくてもやってくれるところもありますので、気軽に立ち寄ってみましょう。

 

まとめ

目は体の窓なんですね。

私も最近ガクッと視力が落ちたなあと感じ、メガネを新調しました。
目が見えにくくなると日々とても不便を感じますし、目はすごく大事な部分だとは思っていましたが、
老眼や視力の問題だけでなく、色々な病気が隠れていることもあるんですね。
定期的にきちんと検査することがとても大事だと言うことがよくわかりました。

今後のためにも、知っておくことはとても大事ですね。
みなさんも気になることがある場合は専門医へ受診をしてみてください。

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