玄米を美味しい炊き方、無毒化し栄養価もアップする方法についてまとめました。
玄米はスーパーフードと言われるほど、必要な栄養素の多くが含まれる「完全食品」。
ヘルシー志向が高まるにつれ人気が集まっていて、健康やダイエットのために普段の食事に取り入れている人も年々増えています。
ですが、実は玄米には そのまま炊くと人体に有害な物質であるとされる含まれているため、炊く際に「無毒化」する工程が必要になります。
玄米を無毒化する方法は簡単!12時間以上浸水するだけ。
浸水によって玄米が発芽し、「無毒化」されて栄養価もアップするそうなんです。
さらに玄米をより美味しく食べるための簡単なレシピもご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは
食事療法の専門家鶴見クリニック理事長
鶴見隆史先生
※「ソレダメ」番組内で紹介された内容をまとめています。
玄米を無毒化する方法|12時間浸水するだけ
玄米の糠や芽の部分に含まれる「アブシシン酸」「フィチン酸」と言う成分は、体内に蓄積されると有害な影響を与えると言われています。
◆アブシジン酸
植物ホルモンの一種で、発芽成長抑制作用があります。植物にとっては大切な栄養素ですが、人が摂取すると消化不良などを起こす可能性があると言われています。
◆フィチン酸
適量であれば代謝を調整する作用やがん予防効果もあると言われていますが、多量に摂取するとミネラルの吸収を阻害すると言われています。
これら有害と言われる物質は、玄米を水に浸けて発芽させることで取り除かれ、無毒化できるそうなんです。
浸水時間は、最低でも12時間・できれば17時間程度つけておくのがおすすめ。
12時間以上浸水させることで 無毒化できるだけでなく、栄養価もアップするとのこと。
浸水した水は必ず捨て、お米は再度洗って新しい水で炊きましょう。
◆玄米を無毒化して美味しく炊くポイント
- 炊く前に、12時間〜17時間浸水する
- 浸水した水は捨てて、新しい水で炊くこと
栄養価もアップ!美味しい玄米ご飯レシピ
玄米にひと手間加えることで、より美味しく栄養価もアップする炊き方です。
◆材料
- 玄米 ※12時間以上浸水させておく
- 梅干し 適宜
- 粉寒天 適宜
- (好みで)干し椎茸、干しひじき
- 梅干しに含まれるクエン酸が消化吸収を助けます。
- 粉寒天を入れることで玄米がもっちりとした食感になり美味しさがアップします。
- さらに、干し椎茸や干しひじきなどを加えると、食物繊維と旨味もアップします!
玄米の炊き方
- 玄米は 12時間以上浸水させておく。その後再度きれいに洗い、ざるにあげて水気を切る。
- 炊飯器に玄米を入れ、種を取った梅干し、粉寒天を加えて炊く。
まとめ・玄米の美味しい炊き方と無毒化のやり方
玄米を無毒化するには、12時間〜17時間浸水してから炊くのがポイント。
梅干しと寒天、干し椎茸を入れて炊くと栄養価もアップして美味しく炊けます!
炊き込みご飯のような感じですね。調味料を加えなくても旨味で美味しくいただけそう。
我が家でも早速試してみたいと思います。
玄米を食べるなら、安全に簡単に美味しくいただける「発芽玄米」おすすめです!
↓「発芽玄米」は玄米を発芽させた状態(無毒化)してあるので、浸水の手間不要で白米と同じように炊けるのでとっても手軽です。
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