インフルエンザ･感染症予防!簡単な免疫力アップ法笑いヨガ･金柑【主治医が見つかる診療所】

2017年1月23日（月）【主治医が見つかる診療所】で「最新！冬の免疫力アップ法でインフル＆感染症予防」が放送されました。

風邪やインフルエンザの予防のために、家庭で簡単にできる免疫力アップ法や免疫力を高める果物などをご紹介します。

教えてくれたのは、
川合医院 院長・呼吸器科／川合　満（かわい みつる）医師
吉野病院 院長・呼吸器内科／福岡篤彦（ふくおか あつひこ）医師
宮崎大学副学長・生物化学・農学博士／水光正仁医師

これから冬本番！インフルエンザや感染症が大流行しますので、ぜひ予防のために参考にしてみてください♪

簡単にできる免疫力アップ方法

朝起きてすぐの歯磨きで徹底予防！

近年、手洗いうがいのほか、歯磨きも、風邪やインフルエンザ予防に有効として注目されています。
ベストなタイミングで磨けば、免疫力アップに効果的なんだそうです。

通常は毎食後と寝る前に磨きますよね。
ベストタイミングは、朝起きてすぐに歯磨きをすることなんです！

500人以上の生活習慣の聞き取りを行ったところ、
インフルエンザにかかった人は、朝起きてすぐに歯磨きをしていなかったそうです。

そして、朝起きてすぐに歯磨きをするようにしたら、風邪やインフルエンザにかからなくなったという。

風邪やインフルエンザのウィルスは、タンパク質の膜に覆われていて、そのまま体内に入っても問題ないのですが、口の中にあるプロテアーゼという物質と接触すると、たんぱく質の膜が破られ、ウィルスが粘膜に侵入しやすくなり、感染力が上がってしまうのだそうです。

寝ている間は唾液の分泌が減り、口の中はウィルスが増えている状態で、なおかつプロテアーゼも増えているため、朝起きてそのまま朝食をすると、ウィルスとプロテアーゼを一緒に体内に入れてしまうことになってしまいます。

[st-kaiwa1]考えるとゾッとしますよね！^^;[/st-kaiwa1]

朝起きたらすぐに歯磨きをすることで、ウィルスを洗い流して口の中を清潔な状態にでき、こういったことを防ぐことができます。

月に１度自然の中で笑うこと

笑うことで、NK（ナチュラルキラー）細胞が活性化され、免疫力がアップするというのは、よく知られていることですよね。

笑いヨガとは、インドで生まれた「笑い」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた運動法で、世界70カ国以上で実践されているそうです。

やり方は簡単！

おかしくなくても笑うという、運動法なんですね。

とりあえず笑ってみましょう！
これが驚くほど効果抜群！

実際に治療の一環として「笑い」を取り入れている病院もあります。
この病院内では感染が激減したそうです。
また、顎のラインがリフトアップされたという、美容効果も！

とはいえ、一人で大声で笑うのは抵抗があるかもしれませんよね。
そんな時は、声を出さずに空気を吐くように笑うと良いそうです。
これを、「サイレントラフター」と言います。

声を出さなくても、笑う表情で筋肉の使い同様に呼吸することで、同じ効果が得られるそうです。
おかしくなくても笑う運動をしてるだけで、不思議と気持ちもハッピーになってきます。
おためしあれ！

もともと森林浴は免疫力を高める効果があり、笑いヨガを組み合わせて相乗効果が得られるのです。

「わははは」「わははは」と笑いながら森の中を歩く…かなり楽しそうです（笑）。

一人でやってると不審がられるかもしれませんので、友人や家族など複数人でやると良いですね。

この免疫効果は、１ヶ月ほど持続するとのこと。
ですから、月に１度森の中で笑いヨガをするだけで医者いらずです！
公園や神社など、緑が多いところでも良いそうです。

きんかんを食べて免疫力アップ！

風邪やインフルエンザを予防する果物とは、金柑でした。

金柑に豊富に含まれる成分「βクリプトキサンチン」が、NK細胞を活性化させる働きがあるそうです。

・１日にたった１〜３個程度で効果があるとのこと。
・効果的な食べ方は、皮ごと食べること。

金柑の皮にβクリプトキサンチンが多く含まれるため、皮のまま生で食べるのが効果的なんですね。

[st-kaiwa1]金柑は、皮に甘みがあって美味しいですよね♪[/st-kaiwa1]

金柑が皮のまま食べられるレシピ

まとめ

笑うことは、健康のためにとてもいいことなんですね。
声を出さずに笑っても同じ効果があるということですが、
口角を上げるというだけでも、効果があるらしいです。

[st-kaiwa1]毎朝、起きたらすぐ歯を磨き、笑って、そしてきんかんを皮ごと１個食べる！
これで１年中健康でハッピーでいられますね♪
早速試してみてください！[/st-kaiwa1]