1月23日NHK「あさイチ・日本酒(料理酒)特集」で放送された
「煎り酒」の作り方とアレンジレシピをご紹介します。
日本酒に削り節、昆布、梅干しを加えて煮て作る万能調味料で
とても使い勝手が良く、いつものお料理がとても美味しくなります!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは日本料理の達人・鈴木好次さん
煎り酒とは?
煎り酒は、日本酒、削り節、昆布、梅干しを煮て作る万能調味料で
「魔法の調味料」と呼ばれるほど使い勝手が良く、お料理を格段に美味しく仕上げることができます。
また、煎り酒はしょうゆと比較すると塩分が半分なので、減塩対策にも効果的です。
色も薄いので、食材本来の色や味を引き立てるお料理にも向いています。
煎り酒は、自宅でも簡単に作れます。
味の決め手は梅。
塩分濃度が18%以上の、しょっぱい、やわらかい梅を使うのがポイントで、
日本酒やかつお、昆布のうまみを引き立ててくれます。
簡単に作れる 煎り酒のレシピ
・アルコール分の効果で、食材の臭みけしにも使うことができます。
・冷蔵庫で2週間保存可能。
材料 500ml分
- 日本酒 700ml
- しょっぱい梅干し(塩分18%以上) 大4個
- だし昆布(10cm角) 1枚
- 削り節 30g
作り方
- 鍋に材料をすべて入れ、火にかける。
- 沸騰したら弱火にし、3分間煮る。
- そのまま粗熱をとり、材料を入れたまま冷蔵庫で一晩ねかせる。
- ざるにペーパータオルをしき、こしたら完成。
煎り酒活用法・アレンジレシピ
煎り酒は、煮物やおひたし、お吸い物、焼き物など、調理法を選ばず幅広く使うことができます。
そのままかけて食べる。
おひたしやお刺身にかけたり、納豆に足してもとてもおいしくなります。
残った鰹節もご飯にかければおいしくいただくことが出来ます。
調味料にちょい足して味付け。
コクのある調味料に足して使うのもおすすめ。
混ぜて使うととても深い味わいになり美味しくできます。
分量は、煎り酒と調味料を1:1でOK。
・ごま油(炒飯に)
・オリーブオイル(パスタに)
・マヨネーズ(ポテトサラダに)
・ケチャップ(お肉のソテーなどに)
ご飯を炊くときに入れる。
ごはんを炊くときに煎り酒を入れると、つややかで甘みのあるごはんに炊き上がります。
●分量
・お米 1合
・煎り酒 大さじ1
炊飯時に煎り酒を加えて、通常通りに炊けばOK。
ぶりの照り焼き・レシピ
煎り酒を使うことでふっくら仕上がり、砂糖も醤油も使わずに味付けも照りも出すことができます。
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小松菜の煮びたし・レシピ
だし不要。味付けは煎り酒のみで美味しくできます。
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お吸い物・レシピ
お湯と煎り酒だけででとっても簡単に美味しくできます。
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まとめ
まさに万能!魔法の調味料ですね。
ぜひ作って、活用してみてくださいね。