世界一受けたい授業 お尻を鍛えるトレーニング・イスクワットのやり方!谷本道哉

お尻を鍛えるイスクワットのやり方

9月2日放送の「世界一受けたい授業」で放送された
お尻力をチェックする「ヒップリフト」のやり方と
お尻を鍛えるトレーニングで、
イスを使ったスクワット「イスクワット」のやり方をご紹介します。

お尻の筋肉「大臀筋」は、人体の中で最も大きく、人間の基本動作「歩く」「立ち上がる」という時に必要なとても重要な筋肉です。

お尻の筋肉は老化が早く、現代社会の快適な生活によってどんどん衰えているそうなんです。
ぜひスタイルアップと健康のためにも、お尻の筋肉を意識してみてください!

教えてくれたのは、近畿大学生物理工学部准教授・谷本道哉先生。

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お尻の筋肉は衰えやすい

お尻の筋肉は老化が早いそうです。

お尻の筋肉を使わない生活を続け、鍛えないでいると、次第に筋肉は衰えていきます。

無残にも垂れ下がり、スタイルが悪く見えてしまうだけでなく、「歩く」「立ち上がる」などの基本動作がしにくくなり、
最悪、体を支えられなくなって寝たきりになる危険性もあるのです。

骨盤の傾きがポイント

もともと日本人は欧米人に比べて骨盤が後ろに傾いていて、お尻の筋肉が発達しにくい特徴があるそうです。

骨盤が後ろに傾いていると、お尻の筋肉大臀筋が緩んで使われにくくなります。結果、筋力が衰えやすくなってしまいます。

さらに日本人は世界一座っている時間が長いとも言われていて、座りすぎな生活で猫背になり骨盤がさらに後ろに傾きがちです。

猫背な人は扁平尻の人が多いですよね。

逆に背筋が良い人は、お尻も引き締まっていて上を向いています。自然とお尻の筋肉が支えている証拠ですね。

ハイヒールも骨盤が傾きやすい

また、女性の場合はヒールの高い靴を履いて歩くと膝が曲がり骨盤が後ろに傾いた姿勢になりやすく、お尻の筋肉を緩めてしまう原因になります。

ハイヒールで颯爽と歩くイメージがありますが、実際には歩きにくく猫背になっていることが多いようです。

あと、立ち上がるときに手をついてしまう人も、お尻の筋肉が使えていないので要注意です。

 

お尻の筋力「おしり力」チェック法・ヒップリフト

あなたのお尻は大丈夫でしょうか?

・運動不足の人
・座りっぱなしの時間が長い人
・ハイヒールを常に履いている人
・立ち上がる時に手をついてしまう人
・お尻の形がピーマン型のように垂れ下がっている人

は、お尻の筋力が弱っている可能性があります。

ヒップリフトチェックで試してみましょう。

ヒップリフトチェック

1.あお向けに寝て、ひざを90度に曲げる。
2.片足をひざに乗せ、おしりを持ち上げる。
3.体を真っ直ぐのまま10秒間キープ。

※ 筋力が弱い高齢の方は両足で行ってください。

左右両方の足で行い、どちらかでも10秒キープできない場合はおしり力が弱っている可能性があります。

 

 

お尻を鍛えるトレーニング・イスクワットのやり方

イスを使ったスクワットで、お尻の筋肉を強化できます。

お尻力が弱い人、普段から運動不足などを感じている人は、是非試してみてください。

 

●1日10回×2セット。(1日置きでOK。)
※自分のペースで無理せず行いましょう。

  • イスに座り、手を交差させて胸に置きます
  • 腕の反動を付けずに立ち上がります。

★正しいフォームを覚えたら、イスに座らずに、イスの座面に触れたらすぐに立ち上がるようにして行いましょう。

 

おしり力を鍛える理想的なスクワットは、イスに座って立ち上がる体勢と同じです。

*一般的なスクワットは前ももには効果的ですが、お尻の筋肉はあまり鍛えられません。

 

日常生活でのお尻の鍛え方

スクワットの他に、通勤や通学時にリュックサックを背負うのも良いそうです。

片側でカバンを持って歩くと、腕が振れないのでしっかり歩くことができません。

リュックサックを背負うことで両手が自由になり腕が大きく振れます。足に力が伝わって大股で歩く事ができ、お尻を鍛えることができます。

普段から大股で歩くことを意識すると良いそうです。

 

まとめ

お尻の筋肉はあまり意識したことがありませんでした。

いつまでも健康で自分の足で歩けるように、お尻を鍛えておきたいですね!

 

お尻を鍛えるイスクワットのやり方

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