安くてヘルシーなこんにゃく。でもこんにゃくって、メイン食材として使うことはあまりありませんよね。ダイエット食品としては注目されていますが、使い方は限られているのではないでしょうか。
今回は、ヘルシーで節約にもなるこんにゃくを、上手に活用する方法。
「氷こんにゃくの作り方」と「こんにゃくを使ったヘルシーな回鍋肉(コンニャーロー)」のレシピをご紹介します!
こんにゃくは凍らせることで味が染み込みやすくなり、揚げ物や炒め物にも美味しく使うことができるんです。
ぜひ作ってみてくださいね。
2/27NHK「あさイチ」の放送を元にまとめました。
こんにゃくの食物繊維「グルコマンナン」の効果
こんにゃくのダイエット効果は、よく知られていることですよね。
その秘密は何と言っても、豊富な食物繊維。こんにゃくには、寒天よりも多くの食物繊維が含まれているのです。
こんにゃくの成分「グルコマンナン」は不溶性の食物繊維で、整腸作用に効果がありお通じが良くなります。
不溶性食物繊維は腸内環境を整えるほか、免疫力を高める効果もあります。満腹感やデトックス効果も高いため、ダイエットに最適なんですね。
・こんにゃく
・寒天
・えりんぎ
・おくら
・いんげん
・ごぼう
・納豆
・わかめ
*ただし、こんにゃくは1日1キロ以上食べると腸閉塞の危険もありますので、食べ過ぎには注意しましょう。
ヘルシーな氷こんにゃくを美味しく活用!
こんにゃくは、凍らせることで隙間ができて味が染み込みやすくなり、色々なお料理に使いやすくなります。
お料理に混ぜればカロリーダウンになりますし、味がしみやすいので調味料が少なく済むというメリットもあります。
また、唐揚げやフライなどメインとして使うことも!
氷こんにゃくの作り方
作り方はとっても簡単です。
- 使いやすい大きさに切り、保存容器に入れて凍らせます。★急冷凍せず時間をかけて凍らせた方が、隙間がたくさんできてよりかみごたえのあるこんにゃくができます。
- 使うときは熱湯をかけ、キッチンペーパーで包んで水分をしっかり絞ります。しわしわになり、味が染み込みやすくなります。
コンニャーロー(回鍋肉)・レシピ
豚肉の代わりに氷こんにゃくを使ったヘルシーな回鍋肉です。
こんにゃくを使うと500kcalもカロリーダウンできます。
材料
- ねぎ(細切り)
- にんにく(みじん切り)
- 氷こんにゃく(熱湯で戻して水気を絞る)(短冊切り)
- キャベツ(ざく切り)
- にんじん(薄切り)
- ピーマン(ざく切り)
- テンメンジャン 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1/2
- 酒 大さじ1/2
作り方
- フライパンに油を熱し、斜め切りにしたねぎとニンニクを炒めます。
- 氷こんにゃくを加えて1分ほど炒めます。
- ざく切りのキャベツ、ピーマン、薄切りのにんじん、調味料を加えて炒め合わせます。
★味が染み込みやすいので、調味料も少なくてOK。
そのほかのおすすめの食べ方
■ハンバーグ
ひき肉の半分をこんにゃくにして作ります。
かみごたえが増し、カロリーダウンでヘルシーに。
■ビーフシチュー
牛肉の代わりに氷こんにゃくを使います。
安上がりでヘルシー!
■そのほか、唐揚げやフライにしても美味しいです。
凍みこんにゃくとは?
凍みこんにゃくは、家庭で作る氷こんにゃくと似ていますが、さらにじっくりと時間をかけて作られていて、なんと50年も保存が効くという、完全な保存食なんです。
1日複数回水をかけて夜間に凍らせ、1週間繰り返し最後は室内で3~4日間かけて陰干しされて作られています。繰り返しの工程により独特の食感が生まれるんですね。
味がとてもよくしみこむので、煮しめにするのがおすすめ。
他にもフライにするのもおいしいそうです。
ストックしておくと便利かもしれませんね。
まとめ
凍らせたこんにゃくって美味しいんですね。ダイエットにも良いですし、ストックもできるので、色々活用してみたいと思います。
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