ガッテン くねくね体操・がにがに体操(神経ビンビン体操)のやり方 運動神経能力向上&若返り効果も!

神経ビンビン(くねくね)体操

8月30日NHK「ガッテン」で放送された
運動神経の伝達をよくする
くねくね体操(神経びんびん体操)
・くの字体操
・S字の体操
・がにがに体操
のやり方と

寝たきりのリスクが高くなる運動能力の低下(ロコモ)を簡単に測れる
・2ステップテストのやり方もご紹介します。

とても簡単な体操ですが、たった1週間で運動神経や運動能力の向上が期待できるそうです。
子供はもちろん、
大人であれば、運動能力向上や若返り効果で転びにくくなるなど日常生活においても役立ちます。

ぜひ試してみてください。

教えてくれたのは 徳島大学・荒木秀夫教授。

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運動能力を決めるのは「神経」

私たちが運動するとき、
脳から指令が出て、その指令が神経を通って筋肉に伝わり、筋肉が動いて体が動きます。

神経が脳からの指令を素早く伝える事で、筋肉は正確に動く事ができるのです。
この脳からの指令がしっかりと伝わらないと筋肉が動かないため、「神経」の役割がとても大切になります。

つまり、運動能力(身体能力)を決めるのは、「神経」が重要だということ。

「運動神経」は、加齢とともに減り、「運動神経」が減ると筋肉の減少にもつながります。
なので、「運動神経」はしっかりと通電しておかないと体はどんどん動かなくなってしまいます。

刺激すると「運動神経」は向上する!?

神経と運動パフォーマンスの関係を研究をしている
アメリカ・オハイオ大学のブライアン・クラーク教授が行なった実験で驚くべき結果が出ました。

被験者を2つのグループに分け、1ヶ月間の実験を行いました。
・Aグループの人には、手をギプスで固定し動かせない状態に。
・Bグループの人には、同様にギプスで固定した上で、毎日10分程度「筋トレを想像」することを条件づけました。

1ヶ月後どうなったか?
・Aグループの人は筋肉が半分ほど減少。
・Bグループの人は筋力の低下を抑えることができたそうです。

想像することだけでも、「運動神経」が刺激されて伝達の流れが良くなり、筋肉の減少を防ぐことができたんですね。

実際にくねくね・がにがに体操を実践されている小学校では、子供たちの運動能力テストの結果が明らかに向上しているというデータもあるそうです。

 

転倒リスク(ロコモ)を測る・2ステップテスト

自分の転倒リスクをチェックしてみましょう。

運動機能が低下し、立つ、歩くなどの動作が難しくなる状態のこと「ロコモティブシンドローム(略称:ロコモ)」といいます。
ロコモが進行すると、寝たきりや介護が必要なリスクが高くなってしまいます。

自分がロコモ予備軍かどうか?
運動能力を簡単に測ることができます。

2ステップテストのやり方

1・まっすぐ立った状態で出来る限り大きく2歩前に足を踏み出します。
2・スタートした位置から2歩目の足先までの距離を測ります。

★2歩分の歩幅が、身長の1.3倍未満の場合は転倒の危険度が高く要注意です!

*メジャーや計算不要で簡単に測る方法

1・スタート地点と、2歩目のつま先の位置に印をつけます。
(ペンを置くなどしても良い。)
2・スタート地点にかかとを合わせて寝ます。両手足はまっすぐにし、手は頭上へ伸ばします。

●両手をまっすぐに上げた状態で、かかとから指先までの長さ=身長の約1.3倍
になります。

★2歩目の印に指先が届かなければOKです。
★2歩分の歩幅が、かかと〜指先の長さより短い場合はロコモのリスクが高くなります。

 

くねくね体操の効果

くねくね体操は、「神経びんびん体操」として、徳島大学の荒木秀夫先生が考案されたものです。

脳から大量の指令が出て、日頃刺激していない体幹の運動神経を目覚めさせ、運動能力を向上させる効果が期待できます。

今回番組では、1週間くねくね体操をした結果、2ステップテストの結果が良くなったそうです。

簡単ですので、ぜひ試してみてください。

くねくね体操のやり方

1日10分程度行うのが目安です。
無理のない範囲で行い、少しずつ慣らしていくようにしてください。

くの字体操

神経ビンビン(くねくね)体操・くの字体操

  • 直立姿勢で、脚は肩幅程度に開く。
  • 頭を動かさないようにして、腰を左右に動かし体全体で「くの字」を描くようなイメージで左右に揺らす。

とっても簡単ですね!

Sの字体操

神経ビンビン(くねくね)体操・Sの字体操

  • 直立姿勢で、脚は肩幅程度に開く。
  • 肩と腰を左右に平行移動させるように肩を先に動かし腰が後から追いかけるように横に揺れる。★肩が先に入り、肩の高さは変えないように意識します。

 

がにがに体操

神経ビンビン(くねくね)体操・がにがに体操
リズミカルに行いましょう。

  • 直立姿勢で、足は肩幅。腕を水平にあげ、ひじを90度に曲げます。
  • 片足ずつ交互にひざをあげ、ひじにタッチします。

難しい場合は、まず足だけでゆっくりやってみましょう。
足の動きができるようになったら、手の動きも加え、ひじにタッチできるように足をしっかり上げてやってみましょう。

転倒などに注意し、無理のない範囲で行なってください。

まとめ

簡単な体操ですが、普段やらない動きなので、刺激になるんですね。
年齢に関係なく、やっておくと良いですね。
ぜひ試してみてください。

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