1月24日NHK「ガッテン」で放送された
赤みそを使って作る「みそだまり」と
味噌だまりの活用レシピ「チャーハン」と
「赤みそ(豆味噌)入りカレー」のレシピもまとめてご紹介します。
みそだまりは、赤みそとしょうゆを混ぜて簡単に作ることができる万能調味料で
お料理に加えることでコクと旨味が格段にアップし、減塩にも役立ちます。
和食だけでなく、カレーやチャーハンなど幅広く使うことができます。
毎日のお料理に、ぜひ活用してみてください。
赤みそ(豆味噌)の優れた特性
赤みそは、大豆と食塩、水だけを原料として長期間熟成させて作られています。
「豆みそ」「八丁みそ」「名古屋みそ」などとも呼ばれています。
味噌は、長期間熟成させると濃い色になるんですね。
赤みそ(豆味噌)を料理に加えることで
お肉や魚介類などの旨みを相乗的に高め、調和させるという優れた特性があります。
また、通常のお味噌(米味噌)は煮込むほど味が落ちるため
風味が損なわれないよう、お味噌汁や料理に加える時は最後に加えますが、
赤みそ(豆味噌)は煮込んでも香りの変化が少なく
煮込めば煮込むほどコクが増して美味しくなるため、煮込み料理にも適しています。
赤みそ(豆味噌)は、味が濃く塩分が高いイメージがありますが
以外にも塩分は少なめ。
減塩味噌と同程度の塩分濃度となっていますので
普段のお料理に豆味噌を使うことで
味にコクをプラスしながら、減塩にもつながります。
●塩分濃度比較
・赤みそ(豆味噌)・・10.9%程度
・減塩味噌・・10.3%程度
・米味噌・信州味噌など・・12.4%程度
・こいくち醤油・・16%程度
みそだまりの作り方・レシピ
保存容器に入れ、冷蔵庫で1ヶ月保存可能です。
材料
- 赤みそ(豆味噌) 2g
- 濃い口しょうゆ(薄口でもOK) 10g
★しょうゆ:赤みそ=5:1の割合です。
作り方
- ボウルに材料を入れ、しっかり混ぜ合わせる。
溶けにくいのでゴムベラなどを使うと混ぜやすいです。
赤味噌(豆みそ)入りチャーハン・レシピ
みそだまりで味付けをし、コクのある味わいに。
材料 2人分
- 温かいごはん 350g
- チャーシュー 50g
- ねぎ 20g
- 溶かし卵 2個
- みそだまり 大さじ1 *上記参照
- 油 大さじ1
作り方
- チャーシューは、5mm角に切る。
ねぎは、みじん切りにする。 - フライパンにサラダ油をひいて熱し、溶き卵を流し入れる。
- 卵が半熟の状態になったら、温かいごはんを加えて手早く炒める。
- 具材を加え炒め合わせる。
- 鍋肌からみそだまりを加え、手早く混ぜて炒め合わせる。
赤みそ(豆味噌)入りカレー・レシピ
赤味噌は煮込むことで雑味などが減り、コクがどんどん増しておいしくなるので煮込み料理にもおすすめ。
カレーに加えると、何日も煮込んだような深いコクのある味わいになります。
材料 5人分
- 赤味噌 16g
- カレールー 1箱分
- 豚肉 200g
- たまねぎ 1個
- にんじん 1本(200g)
- サラダ油 大さじ1
作り方
- 豚肉はひと口大に切る。
たまねぎをは薄切りにする。
にんじんは乱切りにする。 - 鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎと味噌を入れて一緒に炒める。
★味噌は炒めることでコクがアップします。
焦げやすいので注意してください。 - にんじん、豚肉を加えて軽く炒め、水を加える。
- 沸騰したら弱〜中火程度で約20分間煮込む。
- 火を止め、カレールーを加えて溶かす。
- 弱火にして、焦げ付かないように時々混ぜながら5分程度煮込み、とろみがついたら完成。
まとめ
お味噌っておいしいですよね。
カレーやチャーハンにもぜひ使ってみたいと思います。
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