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エンタメ ・関ジャム完全燃SHOW

関ジャム 勝手にミスチル論!いしわたり・杉山・スキマスイッチが分析!

投稿日:2017/07/11 更新日:

関ジャム・勝手にミスチル論

7月9日「関ジャム完全燃SHOW」で放送された、「本人不在で勝手にミスチル論・プロ達が見たモンスターバンドの功罪」の内容をまとめました。

音楽プロデューサー・いしわたり淳治さん
音楽プロデューサー・杉山勝彦さん
後輩でありプライベートでも親交のある「スキマスイッチ」の大橋さん・常田さんが、
それぞれの視点からミスチル(Mr.Children)のすごさを分析!

ミスチルのツアーのサポートメンバーでもある「チャラン・ポ・ランタン」の小春さんも、
小春さんから見た桜井さんを語ってくれました。

今年で25周年。第一線で活躍し続けるMr.Childrenの魅力に迫ります。

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ミスチル名曲の歴史

ミスチルファン&ミスチルをあまり知らないという人のために、名曲とともにミスチルの歴史を振り返ります。

♪君がいた夏

1992年 切ない夏を歌う1stシングル

モンスターバンドの歴史の始まり
デビュー作はアルバム「EVERYTHING」

 

♪CROSS ROAD (クロスロード)

1993年 4thシングル
100万枚売れると確信していたという初のミリオン作品(124万枚)

当時、桜井さんは「100万枚売れる」とインタビューで答えていたそうです。

 

♪innocent world (イノセントワールド)

1994年 ミスチルの転機となった不朽の名曲
年間シングルランキング1位。195万枚のヒット。

”いろいろなことに辻褄を合わせている自分の内面みたいなものを初めて出した曲だった。”

 

♪Tommorow never knows

1994年 誰もが聞いたことがある!!ダブルミリオン

ドラマ「若者のすべて」の主題歌。276万枚

 

♪名もなき詩

1996年 誰もが聞いたことがある!!ダブルミリオン2連発!
96年シングルランキング1位 230万枚

2番のサビで、桜井さんが伝えたい「愛」に対するメッセージが。

 

♪NOT FOUND

2000年 形のない”愛”を歌う2000年代の名曲
当時最速でシングル売上2000万枚突破

この曲のPV、桜井さんの珍しいあごひげが!

 

♪GIFT

2008年 紅白初出場

NHK北京オリンピックのテーマソング
選手だけでなく、日常を一生懸命暮らす人にどう届くかを考えた。

 

♪ヒカリノアトリエ

2017年 デビュー25周年。2年2ヶ月ぶりのシングル

NHK朝ドラ「べっぴんさん」主題歌

 

いしわたり淳治の勝手にミスチル論

*いしわたり淳治さんは、1997年にバンドデビュー。
同年、ミスチルは「Everything(It's you)」をリリースし121万枚の大ヒット。デビューから5年でミリオンヒット7作、ダブルミリオン2作という音楽界のトップをひた走っていました。

ミスチルはもはやインフラ(生活になくてはならないもの)

僕が音楽を始めた20年前、すでにミスチルはモンスターバンドだった。ミスチルが名曲を出していない間、僕は曲を作っていない。水道の蛇口をひねったら安全な水が出てくるのと同じように、ミスチルが曲を出すと、それはすべて名曲。

ミスチルが出す曲=名曲。なんです。

ミスチルを意識しないでバンドやるのは無理。みんな心のどこかでミスチルを意識して音楽をやっていた。存在が大きすぎて影響が大きすぎて困るくらい。

ミスチルの曲は、ルール無用の力技!

「名もなき詩」のような、不規則な歌い回しがミスチルの特徴でもある。
通常は、AメロBメロを繰り返す場合、歌詞の文字数が揃えて曲を崩さないという暗黙のルールがあるが、ミスチルにはそのルールがない。歌い回しを工夫して、言いたいことををねじ込んでいる。

不思議なのは、バラバラの文字数をねじ込んでいて難しい歌い回しなのに、1回聴くと口ずさむことができてしまう。

すごく計算されているのか天才なのか。
メロディに言葉をねじ込むことで、より歌詞のメッセージ性が強くなり伝わってくる。

「手垢のついたテーマで名曲を作れる」桜井さんの特異性

さらに桜井さんのもう一つの特異性は、「手垢のついたテーマで名曲を作れる」こと。

ものすごいスタンダードな言葉だけで名曲を作れるのがミスチルのすごいところ。

中でも衝撃を受けたのが、2012年リリース「常套句」

”君が思うよりも 僕は不安で寂しくて
今日も明日も ただ精一杯 この想いにしがみつく
君に会いたい 君に会いたい 何していますか 気分はどう
君に会いたい 君に会いたい 愛しています 君はどう”
ーMr.Children”常套句”

一般的にミュージシャンは個性を出したがるもので、でも、一番手に入れるのが難しい技術こそが「誰にでもわかる音楽をカッコ良く作る」こと。

この曲は「会いたい」というこの世に一番多いのではないかというくらいありがちなテーマで、奇抜な言葉を一切使わずに名曲を作った。

ミスチルは、奇抜にもスタンダードにも名曲を作れる。彼らが日本を代表するポップミュージシャンである事の証明がこの曲から伝わるのではないでしょうか。

 

スキマスイッチ大橋さんの分析

みんなが使っている「会いたい」をあえて普通に使い、タイトルに「常套句」とつけることで一新させている。

 

スキマスイッチ大橋がボーカル目線から桜井さんの歌を分析

歌い方に幅がありすぎる!桜井和寿の歌声

曲ごとに歌い方を変えるアーティストはいるが、
桜井さんは、曲ごとだけででなく、1つの曲の中でもストーリーに合わせて次々に歌い方を変えている。

普通は腹式呼吸で声を出すが、曲によっては喉を締めてすごく切ない歌い方をしている。

例えば、「HERO」では

Aメロ(喉を締めた歌い方)
サビ(裏声)
大サビ(力強い地声)

と、歌声を変えている。
話しかけるような歌声や裏声、強い意志を表現した歌声など、桜井さんの歌唱テクニックがすごい。
もっと楽に歌えるであろうフレーズをわざとギリギリの感じで歌い、演出しているのではないか。

桜井さんは、頭で思い描いた演出をノドで表現できる人

「タガタメ」でも、曲中で劇的に歌声を変えている。
「タガタメ」は、反戦や平和への願いが込められたメッセージ性の強い名曲。

Aメロでは「平穏な日常」を、優しい歌い出しで
曲のラストでは、「平和への願い」を、喉が潰れるほどの叫びで歌い込んでいる。

歌い出しは、日常を切り取ったような歌詞から始まり、ものすごく大きなテーマへと広がっていき、心の叫びになっていく。最後は喉を潰すような歌い方になっている。

通常、ミュージシャンは喉を潰さないように歌うものだが、自分の喉が潰れるくらい歌うことで、心からのメッセージを伝えようとしている。

歌が上手い云々を超えて、叫んでいる。

ミスチルが心に響くのは、ストーリーに合わせて歌声を変えられる桜井さんの表現力にある。

 

いしわたり淳治さんが作詞家の目線からも分析

平和をテーマにした歌は、道徳的・凡庸になりがちでとても難しい。

平和という抽象的で大きなテーマを日常とどう結びつけるか?というところが難しいが、自分の日常と世界平和を最短ルートで完璧につなげている技術がすごい。

ディカプリオの映画の話(自分の部屋)
→空(空を見てる僕と誰か)
→別の誰かと誰かへと繋がり
→子供たち

と、自分の部屋(日常)から子供達の未来へ繋げている

日常的な幸せの大切さを伝えるため、2番の歌詞で「明日もし晴れたら、広い公園へ行こう」という普通のことを、物凄い熱量で歌っている。
被害者とか加害者とかいう話ではなく、日常がすごく大事なんだということを伝えている。

 

杉山勝彦の勝手にミスチル論

ミスチルは、音楽のセオリーを壊す不良!!

ミスチルといえばJ-POPの王道というイメージを持っている人が多いかもしれないが、実は音楽のセオリーを壊す不良、と言えるようなことをやっている。

それが、「終わりなき旅」の3番のAメロに集約されている。

*「終わりなき旅」は、ミスチルが当時1年間活動を休止し、活動再開後の初シングル。復活の曲に選んだ約7分の大作。

不良っぷりが隠された3Aメロのギターの弾き方に注目。
7分にも及ぶ曲のうち、なんと97%も同じリズムが繰り返されている。

普通は、曲にメリハリをつけるため印象的な部分は演奏の手法を変えるのがセオリーだが、同じリズムを繰り返すことで、「終わりなき旅」というテーマから「止まらない足音」つまり”人の歩み”をギターで表現しているのではないか。

しかも、この曲は9回も転調している。普通は1回も転調しないのがベーシックで、多くても4回くらい。この9回の転調で、「終わりなき旅」である人生の紆余曲折を表現しているのではないか。

*転調とは、曲の途中でキーを変えること。曲を盛り上げたり景色を変える効果がある。

桜井さんは、過去に雑誌のインタビューで「曲に感動のサブリミナルを入れるのが技術だ」と言っていて、おそらく意図的にやっていると思う。

 

ミスチルは、セオリーよりもテーマを重視している。

20年以上も第一線でい続けられるのは、
王道である「Mr.」の部分と、セオリーを壊す、遊び心のある「Children」を併せ持っている「Mr.Children」だからこそだと思う。

デビューした時からどんどん新しいことにチャレンジし続け、曲のテーマを表現するために、様々な隠れた技術が使われている。
いい音楽を作るために、バンドだけでなく様々なアレンジに挑戦しているのがミスチルの凄さ。

また、イノセントワールドのサビの部分に使われているリズム「ミスチル割」は、ミスチルの他の曲の中でもたくさん使われている。

 

小春さんから見た桜井さんとは?

*「チャラン・ポ・ランタン」の小春さんは、ミスチルのツアーのサポートメンバーをされています。
桜井さんから声をかけられ、ツアーに参加するようになったそうです。

桜井さんは気さくな戦略家

初めて会った時の印象は、思ったより気さくで、普通にインスタントコーヒーも飲むんだ。と思ったそう。

桜井さんはすごく戦略家で、作戦を練る人。ライブもアンケートを元にセットリストを変更する。
だから曲作りでも、いろいろな効果や演出を考えていると思う。

ミスチルは、バンドの人たちのバランスがとても美しいバンド

ミスチル=桜井さんという感じですが、桜井さんもあの3人(田原・中川・鈴木)がいなければ、こんな風に普通に曲書けないんだろうなと思います。

ミスチルは、バンドの人たちのバランスがとても美しいバンドだと思います。

 

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まとめ

ミスチルファンとしては、とても素晴らしい回でした。
もっと、全部の曲の分析をずっと聞いていたいくらい。

桜井さんの素晴らしい才能、ミスチルのすごさが改めてわかりました。
「Mr.Children」というバンドの名前さえも、そうだったのか!と思わせる凄さ。笑

最後の小春さんのコメントにもぐっときました。
普段は目立たないメンバーですが、メンバーあってこそのミスチルなんですよね。

丸山隆平さんも、
「本当にすごい人って、何も知らなくても入ってくるんだなと改めて思いました。」とコメントしていました。

何気なく聞いてる曲も、歌詞や構成している音の一つ一つにも全て意味があって、それが聞き手にちゃんと届くから、心に響くんですね。

「君といた夏」は今聞いても新鮮だし
新曲「himawari」も良い!( ´∀`)

 

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