1月23日NHK・Eテレ「趣味どきっ!」で放送された「家族でぽかぽか!冷え対策」についてまとめました。
今回は家族で冷えの習慣を見直すということで、男性や子供の冷え対策もご紹介します。冷えは女性だけではなく、男性にも、そして子供にもあるんですね。
案内役は菊川怜さん
ゲストはギャル曽根さん、杉浦太陽さん
“ほっとコンシェルジュ”として、
東京女子医科大学・東京医学研究所副所長の木村容子医師が、
ゲストの悩みに答えるかたちで、さまざまな温活術を提案してくれました。
体を温める・よもぎとしょうがと黒糖のお茶・レシピ
・よもぎ・・漢方では「艾葉(がいよう)」という。冷えを予防する効果。
・しょうが・・体を温める効果
・黒糖・・体を温める効果
■材料
- しょうが 10g
- 水 カップ1・1/2
- よもぎ茶の葉 大さじ1
- 黒砂糖 8g
■作り方
- 生姜はよく洗い、皮のまま薄切りにしておく。
- 鍋に、水・よもぎ茶の葉を入れ、強火で一煮立ちさせる。
- 弱火にして5分ほど煮出し、火を止めて蓋をしてさらに5分蒸らす。
- 黒砂糖を溶かし、こしながら器に注ぐ。
男性の冷えチェック!
冷えは女性特有のもののようにも思いますが、実は冷えは男性にもあるのです。
男性は女性と少し違うあらわれ方をします。チェックしてみましょう。
■男性の冷えチェックリスト
- お風呂に入ると腰痛が軽くなる
- ズボン下を愛用している
- 明け方に足がつることが多くなった
- 靴下を履いて寝ている
- 冬に手袋とマフラーをするようになった
- 入浴後にトイレに行くことが多くなった
- ビールなどの冷たい飲み物で下痢をすることが多くなった
- 冷たいものを食べた後にだるくなる
- クーラーをつけて寝ると翌日やる気が出ない
- 風邪をひきやすく、治りにくくなった
該当する項目が多いほど冷え性の可能性が高いとのこと。
男性の体の変化は8年ごとに周期があると言われています。
・32歳ごろ、男性ホルモンの分泌量がピークで、その後は緩やかに減っていきます。
・40歳ごろに老化が始まり、
・50代になると白髪が目立つ、性機能の衰えなどがあり
・64歳以降は老齢期となります。
ちなみに女性は7年ごとの周期で体が変化しています。
・28歳ごろ、女性ホルモンの分泌量がピークで
・35歳ごろには容姿や体型が衰えはじめ
・49歳ごろ閉経となります。
女性の方がピークが早く、衰えが早いんですね…。
やはり年齢とともに新陳代謝が低下し、冷えを招くということについては、男性も女性と同じなんですね。
子供の冷え
冷えはホルモンの分泌量と関係があるとのkとですが、
ホルモン分泌のピークよりも前のはずの子供にも冷えがあるのはなぜなのでしょう?
本来子供は代謝が活発なので、冷えとは無縁のはずなのですが、
現代の生活ならではの生活リズムの乱れや睡眠時間が短いなど、不規則な生活が影響しているのではないかと考えられています。
家族で規則正しい生活を送ることが、冷え防止の第一歩になるのです。
規則立たしい体のリズム、1日の活動スイッチをいれるためにも、
朝食をしっかり食べて、体を温めることは大事なんだそうです。
体のリズムを整えて冷え予防・朝スイッチ温!
朝起きて顔を洗うときに体を温めておくと、代謝が上がり冷え予防にとても有効です。
家族で朝温活を習慣にしましょう♪
温タオル活用法
熱いお湯に浸して固く絞ったタオルを用意します。
■目頭とこめかみのツボを刺激
温タオルを顔に当て、タオルの上から、目頭とこめかみを交互に刺激します。
2〜3秒押さえてゆっくり離します。
こめかみには「太陽」というツボがあり、体を温め、疲れ目にも有効です。
■首まわりを温める
胸鎖乳突筋(エラのあたりから鎖骨につながる筋肉)を中心に温タオルをのせ、温めます。
目覚めスッキリ、活動のスイッチが入って体温が上がります。
お灸
■女性にオススメのツボ
三陰交(さんいんこう)・・・くるぶしから指4本上の位置。月経関連やむくみ聞くツボ。
生理痛を和らげたり生理周期を整えるなど女性の体調を整えるのに有効です。
■男性にオススメのツボ
足三里(あしさんり)・・・お皿の下のくぼみから指4本分下の位置。女性にも男性にも良い。
胃腸の調子を整えるのに有効です。
■子供にオススメのツボ
身中(しんちゅう)・・・背中の真ん中。肩甲骨の間の位置。かんの虫などの精神安定に良い。風邪予防。
★子供は、4〜5分じっとしているのが難しい場合、お母さんが背中に手を当て、ドライヤーの温風をあてて温めるというやり方でも効果があります。
身中付近をさすりながら、温風を10〜20秒。火傷に注意しましょう。
[st-kaiwa1]朝、毎日続けると冷えが改善され、体調が整ってきます。[/st-kaiwa1]
まとめ
温タオルは気持ちいいですよね!毎朝の習慣、心がけたいと思います。
子供には「冷え」という感覚は意識するのが難しいような気がしますが、お母さんと一緒に毎朝習慣にすると健康のためにもいいですよね。
家族で温活、ぜひ参考にしてみてください。
■そのほかの温活術・冷え対策