今回は、骨粗しょう症予防に役立つ話題です。
骨粗鬆症といえば、カルシウムや適度な運動が良いと言われていますよね。
これらは骨を強化することに役立つのですが、実は骨粗しょう症の原因はカルシウム不足だけではなく、加齢とともに増える「破骨細胞」にもあるそうなんです。
これには「紅茶」が効果的だそうなんです!意外ですよね。
いくつになっても健康でいるためには骨はとても重要ですよね。特に女性は骨粗鬆症になる割合が高いので、ぜひ今から予防しておくことをおすすめします。
教えてくれたのは、慶応義塾大学整形外科学 宮本健史(たけし)先生。
2/10「その原因Xにあり」で紹介されていた内容を元にまとめています。
骨粗しょう症予防には、骨の「修復」と「破壊抑制」が大事。
骨粗しょう症とは年齢と共に骨がスカスカになってしまう病気です。
骨がもろくなって骨折しやすくなり、なかなか回復できず寝たきりにになってしまうこともあります。
特に女性に多く、50代以上の女性の3人に1人が骨粗しょう症患者といわれています。
骨粗しょう症といえば、カルシウム!ですよね。
ところが、骨粗しょう症予防には、カルシウムを補うだけでは不十分だそうなんです。
骨は2つの細胞から成り立っています。
・破骨(はこつ)細胞・・・古くなった部分を破壊する
・骨芽(こつが)細胞・・・古くなった部分を修復する
カルシウムは、骨を「修復」し強化する助けをしますが、骨は20代前半をピークに徐々に「破骨細胞」が増えていくため、「破壊」が進み「修復」が追いつかなくなってしまうのです。
なので年を重ねるほど、骨の修復をするとともに、破壊を抑えることもとても大事なんですね。
骨粗しょう症予防・骨の破壊抑制に効果的な「紅茶」
紅茶に含まれる「テアフラビン」が破壊細胞を減らす!
骨の破壊を抑えるためには、「破骨細胞」を抑制することが重要です。
そこで効果的なのが、紅茶なのです。
紅茶に含まれる「テアフラビン」という成分が、骨を破壊する“破骨細胞”を減らす効果があるとのこと。
中でも、破骨細胞の抑制に効果のある「テアフラビン」が最も多いのは「アッサムティー」だそうです。
効果的な飲み方は?
テアフラビンを効果的に摂取するには、紅茶を飲むタイミングが大事です。
骨をつくる骨芽細胞も破骨細胞も、睡眠中に活性化するため、夕食後に飲むのががオススメです。
ただし、紅茶にはカフェインが多く含まれているので、飲み過ぎにはご注意を。
まとめ
骨粗しょう症予防にはカルシウムだけではないんですね。
紅茶は好きなので、すぐにも取り入れられそうです。
適度に運動して、カルシムと紅茶で、今からばっちり予防しましょう!
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