4月22日「世界一受けたい授業」で放送された「要注意のうつ病10の兆候」と、うつヌケ・うつ予防に効果的な「ふくらはぎ体操のやり方」、そのほかにも簡単なうつ予防の方法もご紹介します。
うつの患者は増え続けており、過去15年で約2.5倍にもなっているそうです。
うつ病は自分で気付きにくく、また再発率も高く完治が難しいとも言われていますが、うつ病は必ず治る病気なので、一人で悩まずに周囲の人や専門家を頼るのが良いそうです。
うつの改善予防には、ふくらはぎマッサージ&血流アップで自律神経を整えることが効果的だそうです。健康のためにもぜひ試してみてください。
教えてくれたのは、横浜尾上町クリニック院長・山田和夫先生。
うつヌケとは?
「うつヌケ」とは、「うつトンネルを抜けた人たち」というベストセラー本から話題になった言葉です。
これは、自らうつ病を患った漫画家の田中圭一さんが、苦しみながらも快復した自身の経験と、著名人のうつ経験などを綴ったドキュメンタリーコミックで、うつという重たくなりがちなテーマを漫画という形でわかりやす面白おかしく描かれ、話題になっています。
うつ病は、一度寛解(かんかい)しても再発率が約50%と高く、完治が難しいと言われているそうです。また、うつは自分では気づきにくい病気でもあります。眠れない、疲れが取れない、などの体調不良が長期間続く場合は、一度精神科を受診し相談されることをおすすめします。
山田先生曰く、「うつは必ず治すことができます。自分ひとりで悩まずに周りの人、専門家を頼ってください。」と。
要注意・うつの10の兆候
- 不眠 *うつ患者の9割が経験
- ぐったり疲れる
- 気力がわかない
- 頭が痛い・重い
- 一日中悲しい気持ちになる
- 本・新聞・テレビを見ない(話が理解できない)
- 死にたいと思う
- 動作が鈍くなる
- 家事・仕事ができない
- 自分のダメなことばかり考えてしまう
特に40代女性のうつは最も増えていて、子どもの自立と女性ホルモンの変化が影響しているんだとか。子供のうつも増えているそうで、子どもの場合はうまく言葉にできないため、腹痛などの症状に現れることが多いとのこと。親御さんは要注意です。
効果的なうつの予防法
朝起きたときに自分を褒めるのが良いそうです。
何でも良いので、とにかく自分を褒め、肯定し、気分を高めることでうつを予防できるのだそうです。
「自分が大好き」「自分は最高」など紙に書いたり口に出して言うことも良いそうです。
寝る前に楽しいことを考える、などもリラックスでき熟睡効果があります。
ふくらはぎ体操でうつ予防!
うつ予防には、自己を肯定する(褒める)こと、そしてリラックスすることが効果が大きいといわれています。
リラックスするためには、自律神経のバランスを整えることが大事で、そのために簡単にできる方法として、ふくらはぎ体操が効果的です。
うつの症状になると、自律神経のバランスが崩れ血流が悪くなり、ふくらはぎが冷たく固くなるそうです。ふくらはぎをマッサージすることで血流を良くし、自律神経のバランスも整える効果があるのです。
ふくらはぎ体操・やり方
1日5セット行います。
- 椅子に座り、片方の膝にもう片方の足のふくらはぎを乗せます。
- 上に乗せたふくらはぎをこするように上下に5回動かします。
- ★反対の足も同様に行ってください。
まとめ
少しでも病気の改善や予防につながるなら、できることは試してみると良いですね。
ふくらはぎは第二の心臓とも言われ、ふくらはぎを強くすることは健康にすごく良いということは以前から言われています。
うつとふくらはぎのマッサージって全く関係ないように思いますが、心と体と脳は相互に影響しあってるんですね。やはり、「ストレス」と「血流」って大事なんですね。
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