5月3日NHK「あさイチ・レジェンドキッチン」で放送された、クリスティーヌ・フェルベールさんのレシピ「コンフィチュール・魔法のりんご」「おばあちゃんのガレット」の作り方をご紹介します。
「コンフィチュールの妖精」と呼ばれるフェルベールさんのスペシャルレシピ「りんごのコンフィチュール」は、独創的なスパイス使いがポイント。強火でよく混ぜながら短時間で煮詰めることで、りんごのおいしさをそのまま封じ込め、奥深い味わいに仕上げます。
ぜひ参考にして作ってみてくださいね。
(2016/1/26放送分)
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コンフィチュール 魔法のりんご・レシピ
”コンフィチュール”とはフランス語で、いわゆるジャムのことを言います。
ジャムはジェル状に煮詰めているイメージ、コンフィチュールは果実の形を残して煮込んだとろっとしたシロップのようなイメージです。
材料 瓶3個分
- りんご 2個 *しっかり実が固いものがおすすめ。
- レモン果汁 1個分
- オレンジ果汁 1個分
- グラニュー糖 350g
- スパイス
・シナモン(スティック) 1本
・カルダモン(粉末) 小さじ1
・しょうが 薄切り1枚
・八角 2個
作り方
- りんごは、皮をむいて芯を取り、8mm角くらいに切る。★加熱ムラがないよう、均等な大きさに切るのがポイント。
★皮は捨てずにとっておいて、オーブンで乾かす。
★しっかり果肉が固く、ある程度熟しているりんごを選ぶとペクチンがたっぷり含まれているのでおすすめ。 - りんごを広口の鍋に入れ、レモンとオレンジをよく洗い、皮を少量すりおろして加える。★皮はごく表面だけをすりおろします。白い部分まで入れると苦みが出てしまうので注意。
- レモンとオレンジは半分に切って1個分の果汁を搾り、鍋に加える。
- グラニュー糖を加えて混ぜ、シナモンスティックを割って加え、カルダモン、八角、しょうがを加え、強火にかける。
- 火にかけながら、木ベラで大きく8の字を描くように混ぜ、沸騰してきたらアクを取り除く。泡が小さくなってきたら弱火にし、さらに8の字を描くように混ぜながら煮る。
- 出来上がりの目安は、お皿にスプーンで1滴たらしてみて、流れないで少し盛り上がるくらいになったらOK。出来上がったらスパイス類を取り出す。
- 温かいうちにビンに移し、ビンの口すれすれまで詰めたらフタをして、逆さに置く(真空状態を作るため)。★冷暗所や冷蔵庫に保存しなるべく早く食べるのがおすすめ。
おばあちゃんのガレット・レシピ
りんごをそのまま生地に使って焼いたガレットに、りんごのコンフィチュールをトッピングしていただきます♪
材料
- ホイップ生クリーム(泡だてたもの) 50g
- レモンの皮 1/2個分
- フロマージュブラン 50g
- りんごのコンフィチュール
- りんご 2個
- 澄ましバター(★溶かしバターの上澄み)大さじ3
- 小麦粉 25g
- グラニュー糖 小さじ2
- 卵 小1個
- 牛乳 50ml
作り方
- フロマージュブランにレモンの皮をすりおろして入れ、ホイップクリームを加えて混ぜる。
- 別のボウルに小麦粉、牛乳、砂糖、卵を混ぜ生地を作る。
- りんごは皮をむいて1㎝の輪切りにし、芯の部分をくりぬく。りんごに2の生地をたっぷりとからめる。
- フライパンに澄ましバターを熱し、3のりんごを入れ、焼いていく。焼き色がついてきたら裏返して蓋をし、りんごがやわらかくなったらOK。(★澄ましバターとは、溶かしたバターの上澄みのことで、焦げにくくなります。)
- 1のクリームソース、りんごのコンフィチュールをトッピングして完成。
まとめ
とってもおいしそう!
フェルベールさんのコンフィチュールは、すべて選び抜かれた旬のフルーツのみで作られているそうです。もともと4代続くパン屋さんで、その奥の厨房で世界各国でも販売されているジャムを実際にフェルベールさんが作り、1個1個梱包し販売されているそうです。(現在18の国と地域で販売されています。)すごいですね!
なんとブラット・ピットも大ファンでお店で、100個も大人買いしているそうです。食べてみたいですね。
■フェルベールさんのジャムはネット通販で購入可能です。
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