4月5日NHK「あさイチ」で放送された
「40代・アラフォーからのトップス着こし術」
・骨格を見極めて似合う丈を見つける方法
・肌の色味を見極めて似合う色を見つける方法
・シンプルな服の着こなし方
をご紹介します。
何を着ても似合わない
何が似合うのかわからない
いろいろ隠したくてチュニックばかり着ている
シンプルな服を着るとダサく見えてしまう
…などなどアラフォー世代からのファッションお悩み解決です。
オシャレがしたいのに、
なんだかいまいちしっくりこないと感じているあなた!
ぜひ参考にしてみてくださいね。
体型の悩みを解消!骨格を見極めて似合うトップス丈&コーデを見つける!
アドバイスをしてくれたのは、クローゼットオーガナイザー・鈴木尚子さん。
やはり一番多いのは、体型の悩みですよね。
お尻やお腹、腰回りなどを隠したくてチュニック丈の服しか着られない…という悩み。
ぽっこりお腹やお尻を隠そうとしてチュニックなど長めの丈を選んでしまいがちですが、実はその部分を強調してしまい、逆効果になっていることもあるんです。
体型をうまくカバーするトップスの丈は、「骨格」で判断して解決できるそうです。
40代以降になると、加齢によりもともとの骨格の特徴が強くなるそうです。
たとえば太ももが太い人、上半身がガッチリしている人は、さらにそこにボリュームが出てしまうなどの傾向があるとのこと。
その「骨格」を見極めて、うまくカバーできるような似合う丈がわかるんですね。
女性の体型は大きく分けて
・腰回りタイプ」
・腰横張りタイプ」
・肩張りタイプ」
の3つに分けられ、それぞれ似合う丈、ファッションが違ってきます。
また、胸の骨のタイプでもデザインの選び方のポイントがあります。
一般社団法人骨格スタイル協会のホームページでチェックできます。
体型別・似合うトップス丈&全身コーデのポイント
ストレートタイプ(腰回りタイプ)
胴周り(お腹周りや腰回り)にボリュームがあるタイプ。
肋骨を上から見ると丸に近い形をしています。
似合う丈は「腰骨丈」
腰骨が隠れるくらいの着丈にするとすっきり見えます。
トップスを腰骨丈にすることで、
目線が上に行き、気になるお腹周りが目立ちにくくなります。
全身コーデのポイントは?
Iラインにまとめることで、着やせ効果がアップします。
トップスは大きすぎず小さすぎず、ジャストサイズなものがベスト。
襟元とボトムスもボリューム感の少ないすっきりしたものでまとめます。
ウェーブタイプ(腰横張タイプ)
上半身はスリムですが下半身にボリュームがあるタイプ。
肋骨を上から見ると楕円に近い形をしています。
似合う丈は「ウエスト丈」
ウエスト丈がスッキリ見える似合う丈です。
タックの入ったパンツで腰回りをカバーすると、よりすっきり見せることができます。
全身コーデのポイントは?
Xラインにまとめる
ウエストにポイントを置き、上半身はすっきりしたもの、下半身はゆったりしたものを合わせるのがおすすめ。
ナチュラルタイプ(肩張りタイプ)
肩幅が広く、肩周りにボリュームが出やすいタイプ。
全体に骨太で、年齢とともに筋張った印象が強くなる傾向があるとのこと。
おすすめは「長めの着丈」
長めの丈で視線を散らし、肩周りにボリュームが集中しないようにします。
全身コーデのポイントは?
YまたはAラインにまとめる。
トップスは少しボリュームがあるものや、ドロップショルダーのものなどを合わせ、ボトムスはすっきりさせます。
もしくは、トップスは丈の短いものやすっきりしたものを選び、ボトムは太めのバギーパンツやAラインのスカートなどを合わせます。
胸骨のタイプで似合うデザインを選ぶ!
胸骨が前に出ていて立体的なタイプの人と、
ストンと下に落ちていて平面的なタイプの人では、胸元のデザインの選び方も違ってきます。
胸骨が立体的なタイプ
・胸骨が前に出ていて立体的なタイプの人
・ハト胸タイプの人
・首が太く短い人
襟元がシンプルなもの、
縦長にすっきりしたデザインのものがおすすめです。
襟ぐりが詰まったものよりも、Vネックなど開いているものがすっきり見えます。
ヒラヒラしたデザインのものを着ると、ボリュームが出て太って見えてしまいますのでご注意を。
平面的なタイプ(胸の骨が平らな人)
・胸骨が平らでストンと下に落ちている人
・首が細く長い人
胸元に装飾があるデザインのもの、フリルやタックがあるものがおすすめ。
また、アクセサリーを加えるなどすると華やかに見えます。
二の腕が太い人
二の腕が太く気になる人は、肩線がきちんとしたものがおすすめ。
肩線が肩にあっていて、切り替えの線が入っている方がすっきり見えます。
最近流行りのドロップショルダーは、肩から二の腕のラインがより丸くボリュームが出て見えてしまいますのでNGです。
肌のくすみ問題・自分に似合う色の見極め方
アドバイスをしてくれたのは、カラープロデューサー・今井志保子さん。
肌がくすんで見えてしまう…という悩み。
実は年齢だけの問題ではありません。
そもそも似合う色を選んでいないと肌がくすんで見えてしまうため、まず自分の肌の色味を知ることが大切です。
自分の肌の色を見極め、
「自分に似合う色」を選べば、
パステルカラーや明るい色も着こなすことができるんです。
肌の色:青み系 OR 黄み系?
肌の色は、「青み系」と「黄み系」の2つに分かれます。
服の色は顔に反射するので、
肌が明るく見える色を選ぶのがポイント。
そのためには、同じ系統の色を選ぶぶことです。
手のひらの色味を見てみましょう。
・ピンクっぽい人 →青み系
・オレンジっぽい人 →黄み系
となります。
●青み系の人
青み系の人が似合う色は、ブルーやピンク系の「青みがかった色」。
顔色をきれいに明るく見せてくれます。
逆に、ベージュや茶色、黄色系の色は反対色なので、肌がくすんで見えてしまい、似合わない色です。
<似合う色>
・ブルー系
・ピンク系
<似合わない色>
・ベージュ系
・茶系
・黄色系
●黄み系の人
黄み系の人は、ベージュやオレンジ、茶色、緑、カーキなど「黄みがかった色」を選ぶのがポイントです。
逆に、ピンクやブルーなどは肌がくすんで見えてしまいますので注意です。
<似合う色>
・ベージュ
・オレンジ
・茶系
・緑
・カーキ
<似合わない色>
・ピンク系
・ブルー系
顔立ちのタイプ:曲線的 OR 直線的?
顔立ちのタイプを色の強弱と合わせると、さらに似合う色を絞り込む際の参考になります。
輪郭や目・鼻・口・眉毛などのパーツの印象から判断します。
●曲線タイプ
輪郭や目尻、眉などに丸みがあり、曲線が多い人
ソフトな印象なので淡い色が似合います。
●直線タイプ
切れ長の目、きりっとした眉、鼻筋が通っている
顎がシャープなど直線が多い人
はっきりとした印象なので濃い色が似合いやすいです。
私は、手のひらを見るとピンクっぽいので、青み系。顔立ちは曲線タイプです。
先日、水色のスプリングコートを買ったのですが、正解だったようで安心しました^^;。
シンプルな服を着こなすポイント
教えてくれたのは、スタイリスト・山本あきこさん。
シンプルな服、カジュアルな服を着こなすときは、ちょっと工夫が必要です。
白シャツ編
普通にそのままきちんと着ると地味に見えてしまいます。
ちょっと着崩したり、またアクセサリーを使うのがポイントです。
裾をボトムにインして、少し引っ張り出してブラウジングします。
ボトムにインした後、万歳して出た分を下にゆるっと戻すとちょうどいい感じになります。
襟元のボタンは2つあけて、襟の後ろの部分を立てます。首回りがすっきり見え、小顔に見せる効果もあります。
袖はロールアップするだけで、こなれ感が出せます。体の中でも一番細いパーツ=手首を見せることで女性らしさを強調することもできます。細く折ってから、無造作に仕上げるのがポイントです。
カーディガンを羽織る場合は、シャツの袖口を少しのぞかせます。
タンガリーシャツ編
ダンガリー素材は普段着感が出やすいです。
黒の小物をちりばめるとおしゃれ感がアップします。
黒は強く、重く見えるので、小さいサイズのもの選ぶのがポイントです。
ボトムは、黒や白などはっきりしたカラーを合わせると良いです。
ボーダー編
ボーダー柄も、カジュアルで普段着感がでてしまいます。
エレガントなアクセサリーや小物を合わせることで、オシャレ感がアップします。
まとめ
手持ちの服でも、アクセサリーやちょっとした着こなし方ですごく変わるんですね!
シンプルな服を着るとダサく見えてしまう…というのはすごく共感してしまいました。
シンプルな服をさらっとオシャレに着たいのに、服はとても綺麗なのに、鏡を見るとがっかりってことが多々あります。昔は何でも似合ってた(はず)なのになー…と( ´∀`)。
アラフォー以降のオシャレって難しいですよね。シックな色を着るとなんだか地味で老けて見えてしまう。若々しくしようと思っても、若作りでイタイ感じに見えてしまうのは嫌だし。そしてあらゆるところの贅肉も隠したいし(笑)。
年齢とともに体型も変わり、やはり今までとは違うので、視点を変え、工夫することが大事なんですね。
ぜひ参考にしたいと思います!
▼足元のおしゃれ&メイクも大事です!こちらも参考にしてみてくださいね。
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