8月5日「世界一受けたい授業」で放送された、血流改善トレーニング「こそトレ」のやり方をご紹介します。
仕事中などでも座ったまま簡単にできる血流アップ体操です。
血流悪化を防ぐためには、座りっぱなしにせずこまめに立ち上がることが大切ですが、
仕事中などでたびたび立ち上がるのが難しい場合でも、座ったままこっそりできる簡単な体操で血流障害を改善することができます。
デスクワークが多いあなた、長時間の乗り物での移動の時などにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは、早稲田大学教授の岡浩一郎先生。
座りすぎのリスクとは?
長時間座りっぱなし・座りすぎは、さまざまな健康障害の原因になります。
例えば普段運動習慣がある人でも、
一方で長時間座りっぱなしの状態があると、同様のリスクがあります。
”自分は毎日ウォーキングしているから大丈夫”と思っている人も注意が必要です。
座ること自体が悪いわけではなく、
長時間座り続けていること、同じ姿勢でいることが問題です。
長時間座りっぱなしの状態が続くと、血流が悪くなってしまうためです。
実際に、座った状態で太ももにある大体静脈(心臓に血液を送り返すための血管)の血流を5分ごとに調べると、血流速度は急激に落ちていき、
座って30分後には約70%も落ちています。
座ったままでは筋肉が使われないため、血液中の糖や中性脂肪の代謝も行われず、血液中に滞ってしまいます。
そのような状態が続くと、血流障害がおこり、血液がドロドロになったり、肥満や糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、さらにはがんになるリスクも高まると言われています。
座りすぎのリスクを予防するには?
座りすぎのリスクを予防するには、
1時間おきに5分程度立ち上がるように心がけること。
理想的なのは、20~30分ごとに3分ほど立って歩くことです。
ですが、たびたび立ち上がって、というのはなかなか難しい状況もあると思います。
そこでおすすめなのが、座ったままできる簡単な血流アップ体操です。
座ったまま血流アップ!「こそトレ」のやり方
座ったままこっそりできる、「脚の血流改善トレーニング」法です。
- 椅子に座った状態で片方の足を上に伸ばし、床と平行の状態でつま先を上に向け5秒間キープする。
- ゆっくりと下す。
これを30分ごとに左右5回ずつ行います。
かかと上げ運動
座った状態でつま先を床につけたまま、かかとを上下するだけの簡単な運動です。
ふくらはぎの静脈の流れを促す効果があります。
まとめ
こそトレはその場で簡単にできるので手軽で良いですね。
私も1日中デスクワークで、2〜3時間すると足がパンパンにむくんでしまい、結構ツライんですよね。
なので、できるだけこまめに足を動かすように心がけたいと思います。