8月2日 NHK「あさイチ」で放送された「塩の徹底使いこなし術」として、お料理を美味しくする「水塩」と、水塩を使ったレシピ「きゅうりの塩もみ・漬物」「和風コールスロー」の作り方をご紹介します。
塩をそのまま使うのではなく、水に溶いた「水塩」にして使うことで、味が均等に早く入り、またまろやかに美味しく仕上がるそうなんです。プロの料理人も使っているコツです。
同じ調味料を同じ分量使っても、お料理の味が変わるなんて驚きですよね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
教えてくれたのは、日本料理店の野永喜三夫シェフ。
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料理の基本・水塩の作り方
★清潔な保存容器で1〜2週間保存可能。
・水塩を使うと素材の甘みとうまみが引き立つ浅漬けができます。
・豚肉を炒めるときに使っても、肉本来の甘みが引き出され、ふんわりジューシーな仕上がりになります。
『材料』
- 水 200cc
- 塩 10g
『作り方』
- 鍋に水と塩を入れ、火にかける。
- ひと煮立ちし、塩が完全に溶けたらOK。
きゅうりの塩もみ 浅漬け・レシピ
『材料』
- きゅうり 80g
- 水塩 大さじ1 (水100cc:塩5gの割合)
★鍋に水、塩を加えひと煮たちさせ、冷ます。
・塩を直接振るよりも水塩の方が、均等に早く味が入ります。
作り方
- きゅうりは、1mmくらいの輪切りにする。
- ジップ付きのポリ袋に、きゅうりと水塩を入れ、1分ほど軽く混ぜる。
- 空気を抜いて袋を口を閉じ、冷蔵庫に2時間以上おく。
★きゅうり全体が水塩に漬かるようにしておくこと。
★2時間で漬かりますが、6時間ほど置くのが美味しくなるベストタイミングです。
好みの漬かり具合でお召し上がりください。
和風コールスロー・レシピ
材料
- キャベツ 320g
- 水塩 大さじ4 (水100cc:塩5gの割合)
★鍋に水、塩を加えひと煮たちさせ、冷ます。
・塩を直接振るよりも水塩の方が、均等に早く味が入ります。 - 酢 大さじ1
- サラダ油 大さじ1
『作り方』
- キャベツはざく切りにする。芯の部分は薄切りにする。
- ジッパー付きの保存袋に、キャベツと水塩を入れ、1分ほど軽く揉む。
- 空気を抜いて袋の口を閉じ、冷蔵庫に2時間ほど置いて漬け込む。
- 3を取り出し、酢とサラダ油を加えて全体になじませたら完成。
まとめ
水塩はいろいろなお料理に使えるので、黄金比、覚えて置くと良いですね。
ぜひ作ってみてくださいね。
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