世界一受けたい授業 悪い姿勢を改善!壁向きスクワット・巻きタオル・姿勢チェックのやり方

5月20日「世界一受けたい授業」で放送された、「姿勢のセルフチェック法」や、猫背を改善する「巻きタオル」、手軽に姿勢を改善できる「壁向きスクワット」のやり方をご紹介します。

長期間悪い姿勢を続けると、視力が低下したり、ぎっくり背中や腰痛、椎間板ヘルニアなど深刻なトラブルの原因にもなります。そんな姿勢トラブルを改善するための方法を教えていただきました。

教えてくれたのは、北里大学医療衛生学部教授の高平尚伸先生

 

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姿勢のトラブル・原因

姿勢が悪いと肩や腰に負担がかかり、骨が曲がったり変形するなど、いろいろなトラブルを引き起こします。

深刻な姿勢トラブル

●ぎっくり背中
背中に急激な痛みが起こります。呼吸するだけで背中全体に激痛が走ることがあり、日常生活に支障をきたすことも。

●肺血栓塞栓症
長時間同じ体勢でいると、股関節や膝などに血流が停滞し血栓ができやすくなってしまいます。足の静脈にできた血栓が肺に運ばれ、肺の血管を詰まらせる肺血栓塞栓症を引き起こすこともあります。

●視力低下や左右の視力差
●腰痛や椎間板ヘルニア

 

姿勢トラブルの原因

・猫背
・いつも片方の足に重心を乗せて立っている。
・いつも同じ向きで寝そべってテレビを見ている。
・いつも同じ方の腕や肩でカバンやつり革を持っている。
・座った時にいつも同じ側の足が上になっている。
など、無意識にやっている癖が背骨や肩を傾ける原因になります。

また、年齢に関係なく、悪い姿勢ではなくても、同じ姿勢を長時間続けることも血流を悪化させるため問題です。
長時間座ったままの仕事や新幹線・飛行機などの移動の際は、時々足を伸ばしたり姿勢を変えるなど、時々動くように意識することも大切です。

 

姿勢をセルフチェック!

1・壁の前に椅子を置きます。(座った時に膝が90度になる高さの椅子を用意。)
2・壁に向かって椅子に座り、膝とつま先を壁に軽くつけます。

★この状態から、そのまま立ち上がることができるかどうか?

簡単に立ち上がれればOK!
立ち上がれない人は要注意。姿勢が悪くなっているか、姿勢トラブル予備軍です。

姿勢が悪い人や猫背の人は、重心を前に移動させないと立てないので、前に壁があるととても立ち上がりづらい(立ち上がれない)そうです。

骨盤が正しい位置にない人、正しい姿勢を維持するための筋肉「腸腰筋」が弱い人も立ち上がりづらいそうです。

 

姿勢トラブル改善:巻きタオル

姿勢トラブルで最も多いのが「猫背」。
猫背の大きな問題は、骨盤が傾いてしまっていることです。
バスタオルを使い、傾いている骨盤を立てた状態に戻すことができます。
無理なく姿勢を正して座ることができ、姿勢トラブルを改善します。

1・バスタオルを丸め、両端を輪ゴムで止めます。
2・椅子の背もたれのところに置きます。
3・お尻の端をバスタオルに乗せて座ります。

 

姿勢トラブル改善:壁向きスクワットのやり方

手軽に姿勢を改善できるおすすめのエクササイズです。
★1日10回・3セットを目安に行います。

  • 壁に向かって立ちます。
  • 足は肩幅に開き、つま先を壁につけます。両手は頭にの後ろで組みます。
  • この状態でスクワットします。できるだけ深く膝を曲げ、また伸ばします。★膝が多少壁にあたってもOK。

このトレーニングは、正しい姿勢を維持するのに大切な「腸腰筋」などのインナーマッスルを鍛え、後ろに傾いた骨盤を立て、正しい位置に戻すという効果が期待できます。

 

まとめ

私も気づくといつも背中が丸くなっているので、気をつけなければと思います。
姿勢チェックは大丈夫でしたが、壁スクワットは難しいですね!全然膝が曲げられません。笑。
私だけ??が、がんばります( ´∀`)

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