1回たった3秒で腰痛が改善するという「これだけ体操」のやり方をご紹介します。
腰痛改善や予防にはいろいろな方法がありますが、腰痛借金をためない方法として脳をリセットして改善することができるそうです。
腰痛でお悩みの方は試してみてください。
教えてくれたのは、松平浩(まつだいらこう) 先生です。
3/4「世界一受けたい授業」で放送された内容を元にまとめました。
腰痛は春が最も危険
春は、暖かくなるため活動的になったり、新生活もスタートする季節ですよね。
戸外に出かけて急に体を動かしたり、新生活のストレスなどから、腰痛を起こす人が増えるそうです。
また、花粉症などによるくしゃみでも腰痛が起こることがあります。なんと1回くしゃみをすると、腰に300kgもの力が加わるそうです。
[st-kaiwa1]咳をすると肋骨を骨折することがあるというのはよく聞きますが、くしゃみは腰に響くんですね。[/st-kaiwa1]
いつの間にか増える「腰痛借金」
腰痛借金とは、知らないうちにたまってしまう腰への負担のこと。
現代人は腰痛借金がたまりやすい生活をしています。
デスクワークで座りっぱなし、または立ちっぱなしで悪い姿勢が続くことは腰への負担になります。わずかずつでも積み重なることで腰痛借金はたまっていき、ついには腰痛が発生してしまうのです。
スマホで腰痛借金
特に要注意なのが、スマホを見るときになりがちな姿勢です。猫背になり骨盤が後ろに傾いた状態で、100㎏以上もの負担が腰にかかっていることになります。
対策
スマホをもつ手の肘をもう片方の手で支え、背筋を伸ばすこと。これで腰痛への負担を減らすことができます。
1日1~2回意識するだけでも姿勢改善に効果があるそうです。
キッチンで腰痛借金
料理をするとき、食器を洗う時なども猫背になりがちで、腰痛借金をためやすい姿勢です。
対策
10cm以下の低い台を足元に置き、片足をのせて少し体重をかけるようにして立ちます。これだけで姿勢がよくなり、腰への負担が軽くなります。
寝返りが少ないと腰痛になりやすい
腰痛がある人によく見られる共通点として、寝返りが少ないということがあります。
寝返りがあまりできていないと、血流が悪くなり筋肉もこわばって腰痛を引き起こしやすくなります。
やわらかすぎる枕やマットレスは、体が沈み込んでしまい寝返りの妨げになるため、
寝具は適度に硬いものを選ぶことをおすすめします。
・ぎっくり腰・寝起き腰痛改善方法!スタックシッティング・寝返り枕の作り方・その原因Xにあり
コルセットは腰の筋肉が衰える
腰痛の治療や予防に、コルセットや腰ベルトなどを使うことが多いですよね。
これはぎっくり腰の直後などには効果がありますが、激しい痛みが治まり動けるようになってもつけたままにしていると、腰まわりの筋肉が衰え、腰痛改善に逆効果といわれています。
激しい痛みが治まり動けるようになったら、コルセットには頼らず積極的に体を動かす方が効果的です。
腰痛の原因は錯覚腰痛!?
実は、痛くないのに脳が錯覚しておこる「錯覚腰痛」というものもあり、「恐怖心」や「不安感」が痛みを悪化させるという最新の研究結果があるそうです。
もちろん無理をしてはいけませんが、コルセットと同様に、過剰に腰をかばうようにしていると余計治りにくくなるそうです。
3秒これだけ体操のやり方
腰を積極的に動かし脳をリセットしてあげることが、腰痛改善につながります。
「痛くない、だいじょうぶ」など唱えながら腰を動かすようにすると効果的だそうです。
- 足を肩幅に開いて立ちます。
- 両手をお尻に当てます。(指先は下に向けます。)
- 息を吐きながら、ゆっくり上体を反らして3秒数えます。★骨盤を前に押し出すようにすように。ひざを曲げないこと、あごを引くことがポイントです。
これだけです!簡単ですね。
★腰痛の改善には1日10回、予防には1日1~2回行えばOK。
★筋肉がこわばっている午前中に行うのがベター。
★改善されない場合や、腰や足にしびれを感じるなどの症状がある場合はお医者様に相談しましょう。
まとめ
腰痛改善や予防方法はいろいろあるようです。体質や症状などによって自分に合った方法を試してみてくださいね。
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