ガッテン 寝たきり予防にはお肉(たんぱく質)!低栄養を防ぐ10品目とは?

5月24日NHK「ガッテン」の放送は、寝たきりにならないためにとるべき栄養素「たんぱく質」や食生活についての内容でした。

栄養不足になると寝たきりのリスクが高くなるそうなんです。低栄養を防ぐために最も重要な栄養素はたんぱく質で、寝たきり防止の栄養素10品目チェックシートについても紹介されました。

自分自身も両親や家族も、いつまでも介護いらずで元気でるために知っておきたい情報ですね。ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

index

たんぱく質は、体を作る大切はパーツになる

70歳以上の人で、「低栄養」の危険性がある人は、3~4人に1人の割合と増えているそうです。
高齢になると食も細くなり、脂っこいお肉などよりも野菜などを好むようになることが一因ですが、ほとんどの人が、自分が「低栄養」であるとは気づいていないそうです。

老化が目立ち始める60歳以上の人は、低栄養に注意が必要です。

低栄養を防ぐには、たんぱく質の摂取が重要

血液検査で測定される「アルブミン」という値は、体にたんぱく質が足りているかどうかの目安になります。この数値が4.0以下だと低栄養状態とされており、低栄養が続くと寝たきりのリスクが高まってしまいます。

アルブミンの値を上げるためには、たんぱく質(お肉)を食べることがポイントです。

たんぱく質を摂取するためには、卵、肉、魚、乳製品、大豆などがありますが、特にお肉は、体内のたんぱく質量を効率よく増やすのに優れた食品なんです。

たんぱく質の重要な役割

お肉を食べると、体内で一旦アミノ酸に分解され、様々な形のたんぱく質に再組成されます。その種類は50万種類以上もあり、それぞれ筋肉を動かす材料や免疫システムを支える抗体の材料、血管を丈夫にするなどの重要なパーツとして働きます。

たんぱく質は、体を作る大切なパーツの材料となっているんですね。

 

寝たきりを防ぐ10品目チェック表

高齢になるとあまりお肉を好んで食べなくなりがちですが、意識的にお肉を食べられるように考えられたチェックシートをご紹介します。
以下、要介護を予防する取り組みとしてとても実際に使われているもので、寝たきりを防ぐための10品目です。

・肉
・卵
・牛乳
・油
・魚
・大豆
・緑黄色野菜
・芋
・果物
・海藻

このうち半数がたんぱく質となっています。

食べた量に関わらず、1日に食べたものにマルをつけてみましょう。
7つ以上マルがつけば合格ラインです。

7~8つの丸がつくようにしていくと、自然とたんぱく質摂取量が増え、体の衰えも回復してくるそうです。食事だけで無理な場合は、間食でチーズやヨーグルトなど、たんぱく質を補うのもおすすめです。

年齢とともに痩せたり体が歪んだりすることも、たんぱく質不足が原因の一つと言われていますので、ぜひ意識的にお肉を食べ、エネルギーと栄養を確保できるような食習慣にしていきましょう。

 

低栄養を防ぐための声かけ

家族や高齢の方に、寝たきりを防ぐための声かけとして、

”もっとお肉を食べるようにしたほうが良いよ”

と声をかけてあげるようにすると良いです。

 

自炊も宅配弁当も難しい人へのアドバイス

近年、国もガイドラインを設けてサポートしているのが、高齢者を対象にした「宅配弁当サービス」です。利用する人も増えていて、栄養バランスも良くタンパク質もしっかり取れるものとなっています。

高齢の方だけでなく、健康意識が高い方や共働きの家庭でも利用されてるそうです。
メニューも豊富で、栄養バランスだけでなく、塩分やカロリーもきちんと考えられています。
▶︎理想的な栄養バランスを追求! 日清医療食品の「食宅便」

こういった宅配弁当サービスや自炊も難しい人の場合は、コンビニやスーパーで売られているお弁当でも大丈夫です。

この場合、主食、主菜、副菜のバランスが良いものを選ぶようにしましょう。
幕ノ内弁当などの品数が多いものを選ぶようにし、牛乳などの乳製品をプラスするのもおすすめです。

老化が目立ち始める60歳以上の人は、低栄養に注意が必要ですが、メタボが気になる方はカロリーには注意して選ぶようにしましょう。

是非意識してみてくださいね。

まとめ

太り過ぎも、痩せすぎも気をつけないといけませんね。筋力をつけるためには、適度な運動も大切です。何事も程よくバランスよく、毎日の習慣にすることが大事ですね。

 

■おすすめ関連記事
みんなの家庭の医学 老化防止に効果・エクオールを増やすには納豆が最適!
【ガッテン】骨ホルモンで血糖値が下がる!1日1分かかと落としで若返り効果!

 

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Sponsored Link
index