2017年1月24日(火)NHK【きょうの料理】で放送された「香味乳酸キャベツ」の作り方レシピをご紹介します。
井澤由美子さんが、干したみかんの皮としょうがの薄切りを加えた香り豊かな乳酸キャベツの作り方を教えてくれます。
乳酸キャベツはそのまま食べても美味しいですが、保存も可能で、いろいろなお料理に使えるので、作り置きしておくととっても便利!ぜひ参考にしてみてください。
香味乳酸キャベツのレシピ
3つの香味をプラスした風味豊かな乳酸キャベツです。食物繊維と乳酸の効果で、お通じも良くなり代謝アップなど、美容にもダイエットにも良いです。
いろいろなお料理にも使えて便利。作り置きしておくと重宝します♪
■保存瓶の用意
保存瓶は耐熱で容量1.5リットルのものを用意し、きれいに洗う。最初に40℃くらいのぬるま湯を回し入れて温め、一度湯を捨て、沸騰した湯を回し入れる。やけどに十分注意して湯をよくきり、清潔な布巾の上にねかせて蒸気を逃がしながら乾かす。
材料 (容量1.5リットルの保存瓶1コ分)
- キャベツ 1コ(1kg)
- 粗塩 小さじ4(20g)*キャベツの重さの2%。
- きび糖 小さじ1/2~1 *または砂糖。
- 【A】
・干したしょうが 適量
・干したみかんの皮 適量
・赤とうがらし 1本
下ごしらえ・香味づくり
- しょうがは皮のままきれいに洗い、繊維を断つように薄具スライスします。みかんの皮はぬるま湯で表面をきれいに洗い、3~4cm四方にちぎります。
- ざるに広げて3~6日間天日干しにします。(130℃のオーブンで20~30分間焼いてカラカラに乾燥させても良い。)★まとめて多めに作り、乾燥剤を入れた瓶に保存も可能。
漢方食材で同様のものが売られていますが、自家製のものは安価で香りも良いのでおすすめ。
作り方
- キャベツは洗って縦半分に切り、端から斜めに包丁の刃を入れ、繊維を断つようにして細く千切りに。向きを変えながら、最後に芯が残るように切っていきます。
- ジップ付きのビニール袋(大)にキャベツの半量を入れ、粗塩を半量を加える。袋の上からもんでなじませる。
- 少ししんなりとしたら、残りのキャベツ、残りの粗塩、きび糖を加え、さらによくもんでなじませる。
- 【A】を散らすようにして加え、空気を抜いて袋の口をしっかり閉じる。
- 水の入ったペットボトルなどで1.5kg~2kgのおもしをし、3~6日間(夏場は1~2日間)常温におく。
- 表面が泡立ってくれば発酵したしるし。食べてみて酸味があればOK。
- 消毒した保存瓶に移して冷蔵庫で保存します。日ごとに酸味と旨みが増していきます。
★漬けてから1週間くらいが食べごろ。
★冷蔵庫で1ヶ月保存可能
memo
・赤とうがらしは、「カプサイシン」という辛み成分で、代謝アップや血流促進効果があります。絡みを加える効果とともに、腐敗を防ぐ目的もあります。
・しょうがは、乾燥させると「ジンゲロール」という辛み成分が「ショウガオール」に変わり、胃腸を刺激し体を内側から温め流効果があります。この成分は皮に多く含まれるので皮ごと使うのがオススメ。
・みかんの皮に含まれる「リモネン」という精油成分がは、リラックス効果があります。また、皮の内側に多く含まれる「ヘスペリジン」という成分には血行を良くし冷え性改善効果があるといわれます。
まとめ
ひと手間でグンと風味がアップし、また漢方の効果もプラスされるんですね。
ぜひ作って見てください。
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