10月3日「スッキリ!」で放送された
若者も要注意!の
「老眼改善トレーニングのやり方」をご紹介します。
老眼は年齢的なものと諦めていませんか?
実は、老眼の9割は自分で症状を改善することが出来るそうなんです。
また、通常は年齢とともに症状が進む老眼ですが、若い世代の人にも「スマホ老眼」が増えているそうです。
老眼を予防改善するためには
体を老けさせないこと
そして目の筋肉を鍛えるトレーニング「眼トレ」が有効です。
教えてくれたのは
Y’sサイエンスクリニック広尾総括院長
大阪大学医学部特任准教授 日比野佐和子医師
”スマホ老眼”が増えている
通常、ものを見るときには、目の毛様体筋という筋肉がレンズ(水晶体)の厚さを調節し、ピントを合わせています。
近くを見る時は筋肉が緊張してレンズを分厚くし、
遠くを見る時は筋肉が緩んでレンズを薄くしています。
ですが、加齢とともに水晶体自体が硬くなったり、毛様体筋が衰え、ピントが合わせにくくなってしまいます。
これが「老眼」の症状です。
一般的には、こう言った老眼の症状は40代始め頃から出始めますが、
最近ではスマホの影響で若い世代の人たちにも「スマホ老眼」が増えているそうです。
近くで画面を見続けた影響でピントを合わせる筋肉が固まり、調節機能が低下して視界がぼやけてしまうという、「老眼」と同様の症状が起こるのです。
さらには、ピント調節機能が低下する「調節痙攣」などが起こり、
頭痛や吐き気といった症状を引き起こすこともあるとのこと。
老眼を予防改善するには?
これまでは、老眼は加齢とともに進む老化現象の一つなので改善するのは難しいと思われていましたが、
手術をしなくても症状を改善できる研究が進んできているそうです。
老眼になっていない人も、普段から予防対策をすることで老眼の発症を遅らせることができるとのこと。
老眼の症状というのは、体全体の老化が原因になっていますので、体の老化を進めないということが重要です。
生活習慣を整える
体全体の老化を防ぐことが、老眼の予防と改善にもつながります。
・バランスの良い食事
・適度な運動
・質の良い睡眠
など、生活習慣を整えることが基本になります。
目の筋肉を鍛える
筋肉は使わないことで凝り固まり、衰えていきますが、年齢に関係なく鍛えることで強化することも可能です。
「眼トレ」で目の筋肉を鍛ることにより、調整機能を改善することができます。
老眼症状改善の眼トレのやり方
日比野先生考案の眼トレのやり方です。
眼トレ1・遠近スライドトレーニング
毛様体筋を緩めたり緊張させることによってストレッチの効果があります。
毛様体筋を鍛え、ピント調節の改善が期待できます。
1・親指を立てて、ピントが合う一番近くの距離で1秒見る。
2・腕を伸ばした距離で親指を1秒見る。
3・3mほど離れた対象物を1秒見る。
★1〜3を5回繰り返して1セットとし、1日3セット行います。
眼トレ2・3点寄り目トレーニング
ピントを調節する毛様体筋を動かし、刺激します。
1・紙の中央に直線を書き、その線上に、端から4cm、5cm、5cmと離れた位置に点を3つ書く。
2・紙を水平にし、目のすぐ下の位置に合わせる。(紙と顔が90度になるように。)
3・遠い点から順に1秒ずつ凝視していく。
★5回繰り返して1セットとし、1日3セット行います。
眼トレ3・8点ぐるぐるトレーニング
眼球自体を動かしている外眼筋という目の周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。
1・顔を動かさず、眼球だけ動かして真上を1秒見る。
2・同様に右斜め上、右、右斜め下、下、左斜め下、左、左斜め上、上、と8ヶ所を
順番に1秒ずつ見ながら目を動かしていく。
★左右1周ずつで1セットとし、1日3セット行います。
眼トレ4・グーパーまばたきトレーニング
目の周りの筋肉を鍛えることで、血液の循環も良くなり老眼予防に繋がります。
また血液の循環も良くなることで、ドライアイや眼精疲労にも効果的です。
1・目をギュッと閉じて2秒間キープ。
2・目をぱっと開いて2秒間キープ。
★3回ずつで1セット、1日3セット行います。
日比野先生によるとこれらのトレーニングを行い、
早い人で2週間、平均して3ヶ月ほどで改善の兆候がみられたそうです。
まとめ
スマホ老眼を簡単に改善できる方法はこちらの記事でもご紹介しています。
参考にして見てください。
・あさイチ スマホやりすぎ要注意!スマホ老眼の簡単な改善方法&チェック法
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